今回はニッタクから発売中のハモンドZ2をレビューしたいと思います。
このラバーはニッタクの名作ハモンドシリーズの新作ラバーとして13年ぶりに発売されたラバーになります。
ハモンドといえば一昔前のグルー全盛期に流行ったラバーですがハモンドZ2はそのハモンドの良さを引き継いで上級者でも満足いく性能に仕上げたラバーとして発売されました。
「落としてたまるか」というキャッチフレーズを売りに出しているラバーでニッタクが社運をかけて発売したラバーということもありどんなラバーなのか?今回はそんなニッタクのハモンドZ2を詳しくレビューしていきたいと思います。
ラバー情報
- ハモンドZ2
- テンション系裏ソフトラバー(日本製)
- ラバー厚:中、厚、特厚、MAX
- ラバーカラー:赤、黒
- スポンジ硬度:40度
- 価格:定価7480円
ニッタクHPより引用
ニッタクを象徴する“赤”をまとった「バルクヘッドスポンジ」は、隔壁が強く、エネルギーロスを軽減し、反発力を強化。
天然ゴム比率が高く、ゴムシート密度が大きい「ナチュラルリッチシート」は、薄くとらえても“落ちない”のが魅力。相手の回転を利用したカウンター、台から離れても相手のコートに深く突き刺さるドライブを武器に打ち合いを制す!
ベストセラー「ハモンドシリーズ」の爽快感のある打球の良さを継承しながら、トップ仕様のラバーに仕上げました。
ラバーの特徴としては「落ちない」を重視して作られたラバーになっており薄く捉えてもボールが滑ることなく打つことができるラバーというコンセプトです。
天然ゴム比率が高くゴムシート密度が高い「ナチュナルリッチシート」というシートを採用しておりそれにより薄く捉えても厚く捉えても安定してボールを打つことができます。
これまでのハモンドシリーズは回転量というよりかは軽くて弾むラバーというコンセプトのラバーでしたがハモンドZ2はプラボール時代に対応した回転重視のラバーになっています。
価格は定価7480円(税込)。通常のハモンドの価格が3520円ですので倍以上の価格です。それだけニッタクの本気度が伝わってきますね。
ここからは実際にラバーを詳しく見ていきたいと思います。
ラバー、シート
まずはシートから。ツヤのあるシートでザ・テンション系といった感じのシートです。
シートは低めの粒がやや狭めの間隔で詰まったシートになっています。
スポンジは気泡が粗いスポンジになっています。
スポンジの色は赤でディグニクスより少し赤みが強い色です。
スポンジはニッタク硬度で40度ということで一般的な硬度ですと約50度になります。ですが触った感じそこまで硬さは感じないです。
ラバー重量
今回はスポンジ厚MAXでの測定になります。最近のテンションラバーは重量が重いラバーが多いですがハモンドZ2はどうでしょうか。
ラケットはシェークハンドのラケット157×150に貼り付けています。
カット前のラバー重量が70gでした。
ラケットに貼り付け後の残ったラバーの切れ端の重量が24gでした。
ですので70-24=46なのでハモンドZ2の重量はMAXで46gでした。最近の硬めのテンションラバーの中では比較的軽いラバーですね。
ここからは実際に打ってみた感想をレビューしていきたいと思います。