今回は紅双喜から発売されていますキョウヒョウ9バイオレットをレビューしたいと思います。
このラバーはキョウヒョウシリーズの中では最も新しいラバーでシリーズ初のカラーラバーになっています。
今回はその中のバイオレットシートのキョウヒョウ9を詳しくレビューしたいと思います!
初めに
キョウヒョウ9シリーズはシリーズ初のカラーラバーとして4種類のラインナップが発売されています。
- キョウヒョウ9 ピンク
- キョウヒョウ9 グリーン
- キョウヒョウ9 ブルー
- キョウヒョウ9 バイオレット
この4種類が発売されています。4種類はただシートの色が違うわけではなくざっくり分けますと
- ピンクは回転重視
- グリーンは変化重視
- ブルーは威力重視
- バイオレットは安定+変化
それぞれこういった特徴があります。
今回はその中でも安定+変化を重視したバイオレットバージョンをレビューしたいと思います。
ラバー紹介
- キョウヒョウ9
- 高弾性粘着ラバー
- 硬度:37度、38度、39度
- スポンジ厚:2.1㎜、2.15㎜、2.2㎜
- 価格:オープン価格
気泡の大きいNo.80の柔らかめの高弾性スポンジを組み合わせて「ナチュラルの変化」を特徴とし、軽いタッチで攻撃の幅を広げることができます。操作性に優れ、プレーの変化とリカバリーの速さで、スピード性能、攻撃の切り替えの良さなど、連続攻撃をよりダイナミックに展開できるでしょう。
ラバーの特徴としては粘着性のシートに№80のスポンジを組み合わせており安定+変化を重視したラバーになっています。
キョウヒョウ9シリーズの中でも回転を重視しているということで王道の粘着ラバーといった感じのラバーになっています。
スポンジ硬度、スポンジ厚のラインナップも多く日本のラバーではない0.05㎜単位での厚さの選択ができます。
価格はオープンプライスとなっています。日本では基本ネットでしか購入できない為相場としては4500円~5000円程度が多いかなと思います。
シート、スポンジ
まずはシートから見ていきたいと思います。
バイオレットということもありかなり派手なシートになっています。粘着感は結構強いです。強粘着に近いなと感じました。
今回は38度2.1㎜を購入致しました。シートを触った感じはそこまで硬さを感じません。
スポンジは赤系の色でディグニクスとかに近い色味です。
ラバーを横から見ますとこんな感じです。
キョウヒョウシリーズの中ではスポンジの気泡が大きい方かなと思います。粒形状は結構細長い粒になっています。
ラバー重量
前述した通り今回は硬度38度、スポンジ厚2.1㎜での計測です。ラケットは158×152の少し大きめのラケットに貼っています。
まずカット前のラバーの重量が67gでした。
ラケットに貼り付け後切れ端を測定しました。16gでしたので67-16=51でした。今回はブレードが大きめのラケットに貼り付けていることもありますので一般的なシェークハンドのラケット(157×150)に貼った場合キョウヒョウ9バイオレットの重量は46~48gくらいかなと思います。
ここからは実際に打ってみた感想をレビューしていきます。