今回はティバーから2021年春に発売の新作ラバーエボリューションMX-Dをレビューしたいと思います。
エボリューションMX-Dはエボリューションシリーズ8作目のラバーとして発売されたラバーでティバー契約選手のサムソノフ選手や田添響選手が使用しているラバーです。
発売から数ヶ月でSNS等で話題になったこともありトップ選手のみならず中級者でも使いやすいラバーとして人気のラバーです。
今回はそんなエボリューションMX-Dを詳しく紹介したいと思います。
基本情報
- エボリューションMX-D
- 回転系テンションラバー
- スポンジ厚:1.9㎜、2.1㎜
- スポンジ硬度:51.5度
- 価格:7480円(税込)
【MX-PとMX-Sの融合】世界で絶大な人気を誇るエボリューションの新作がいよいよ登場。威力と安定感を兼ね備えたMX-Pの使いやすさをそのままに、MX-Sの回転力が融合。トッププロも絶賛の超ハイブリッドラバーが2021年春にデビューです。
ティバーHPより引用
ラバーの概要としては51.5度のハードなスポンジを採用しながらもシートを柔らかくすることによって威力と安定感のバランスを両立したラバーになっています。ちなみにMX-Dとはマキシマムダイナミックの略でこれまでのパワーやスピンとはまた違ったコンセプトですね。
スポンジ硬度はこれまでのエボリューションシリーズの中で最も硬い51.5度。スポンジ厚も1.9㎜、2.1㎜の2種類ということで中級者~上級者の選手をターゲットにしたラバーになっています。
価格は定価7480円(税込)。他のエボリューションシリーズが7150円ですのでやや価格は高くなっています。
ラバー情報
シート、スポンジ
まずはシートから。シートは他エボリューションシリーズ同様ザ・テンション系といった感じです。触った感じは引っかかりが良いシートです。
スポンジも他のエボリューションシリーズ気泡の荒いザ・ドイツ系といった感じのスポンジです。
触った感じはスポンジは51.5度と硬いですがシートが柔らかい為そこまで硬いラバーといった感じはしないです。
シートを横から見た感じはこんな感じです。
シートの粒は回転系といった感じのシートになっています。
ラバー重量
皆さん気になるであろう重量を測定しました。
最近のドイツ系ラバーは重量の重いラバーが多いですがエボリューションMX-Dはどうでしょうか。今回はスポンジ厚は2.1㎜で測ってみました。
ラバー貼り付け前の重量が133gでした。ラケットはフォルティウスFTRE(157×149)に貼り付けてます。
カット後の重量は185gでした。
185-133ですので52gということになります。
ですのでエボリューションMX-Dの重量は52gになっています。やはり最近の硬めのドイツ系ラバー同様重めのラバーといえるでしょう。
ここからは実際に打ってみた感想をお伝えしたいと思います。