一般的に硬式の卓球のボールは白のボールがほとんどです。しかし一昔前は硬式でもオレンジのボールが使われていました。
ですがプラスチックにボールが変更されてからは試合球も白のボールしかないですし、ラージボールをやっている人以外オレンジのボールを打つといったことはあまりなくなったのではないでしょうか。
そもそもなぜボールの色が2種類あるのか、なぜラージボールはオレンジボールしかないのかについて解説したいと思います。
なぜボールの色は2種類ある?
これはラージボールの始まりに関係しているのですが1988年に卓球をより普及させる為にラージボールが作られました。
それに伴って卓球のイメージをもっと明るくしようとする取り組みの中でこれまでは白しかなかったボールにオレンジを追加しました。
同時にそれまで白いユニフォームはボールの色と被ってしまい禁止されていましたが、ルール改正によりOKになりました。
これにより長らくオレンジボールと白ボールが使われてきましたが2014年からボールがセルロイドからプラスチックに変更になりました。
それに伴って現在では硬式は白ボールのみとなっています。ユニフォームも現在は白をメインとするユニフォームは禁止になっています。
ラージボールは現在もオレンジボールのみ
硬式はプラスチックになってから白がメインに変わっていますがラージボールは当初のままオレンジボールが使用され続けています。
これはラージボール=オレンジボールというイメージが定着している為今でもオレンジボールのみとなっています。
ちなみに硬式のボールは各メーカーから出ていますがラージボールを出しているのは
- ニッタク
- JOOLA
- ヤサカ
- TWC(ザワールドコネクト)
この4社になっています。試合球はヤサカ以外の3社は出しています。
まとめ
今回はオレンジボールが使われなくなった理由、なぜボールの種類が2種類あるのかについて紹介しました。
長く卓球をやっていても知らない方も多いんじゃないかなと思います。
参考にしてみて下さい。