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湿気が多い時の対策を紹介!

2020年5月10日



「湿度が高く床が滑る」


「粘着ラバーや表ソフトが湿気で落ちる」


卓球における湿気はプレーに影響が出やすく梅雨時期や夏場は苦労している選手も多いと思います。冷房が付いている試合会場ばかりでもないので苦労している選手も多いのではないでしょうか。


そこで今回は湿度が高くてもラバーやプレーに影響が出づらくなる対策法を紹介したいと思います。

ラケットケースには乾燥剤を



まずラケット自体の対策としてラケットケースには乾燥剤を入れておきましょうこれは梅雨時期でなくても常に入れておきましょう。


なぜかというとラケットは木材なので水分を吸います。湿度が高くなくても湿度の管理をしていないと使っている内に水分を吸って重量が重くなったり、打球感が変わってしまいます。


乾燥剤を入れたからといって完全に湿度の管理ができるわけではないですが、打球感や重量をできるだけ変えたくない選手は乾燥剤を入れる様にしましょう。


また乾燥剤以外にもVICTASから吸着タイプのシートとして活性炭で作られたシートが発売されています。


活性炭は多くの物質を吸着する効果があり水分はもちろん、消臭効果もあるので手汗でグリップの匂いが気になる選手にもおすすめできます。


シューズバックの中にシートの切れ端を入れておくだけでも消臭効果があるので1枚は持っておくといいと思います。

雑巾を使う



シューズが滑るという選手には雑巾を使って湿気を取ることをお勧めします。


試合会場の中で雑巾を持参してシューズを拭いている選手を見たことある方もいるかと思います。


滑りやすい床でプレーするとケガにも繋がりますので雑巾で湿気を取りながらプレーするといいかと思います。


ただ全ての試合会場で認められるというわけではないので、使用する前には競技運営や審判長に許可を取ってから使用して方がいいと思います。

ラバーウォーマーを使う



ラバーウォーマーはドニックから出ている商品でラバーを温めて弾みをアップさせるのが目的ですが除湿効果もあります。


一度温めて使用すれば20~30分は持続しますので試合の際などには便利なアイテムになっています。

用具で調整するのも1つの手



あまりないですが用具を変更して練習するのも1つです。

粘着ラバーはテンションラバーに比べ湿気の影響を受けやすいので湿気がひどい日はテンションラバーで練習、試合をするのも1つの手です。

番外編



ここからは余談ですが以前は使えていた湿気を取る方法を紹介します。

ドライスプレーで湿気除去



数年前までTSPから発売されていたドライスプレーが湿気除去には有効的でした。


裏ソフトはもちろん、湿気の影響が大きい粒高や表ソフトなどにも使え、持ち運びもしやすく人気のスプレーでした。


2017年頃にスプレーに揮発性の有機溶剤が使われていることからラバーの後加工に当たるとされ販売中止になってしまいました。

TSPドライスプレー

表ソフトはチョークを塗っていた



こちらも現在はできませんがチョークの粉を表ソフトや粒高に付けて湿気を取るという方法もあります。


皆さんの中でもオープン戦などでベテランの選手がやっている姿を見たことがあるかもしれません。


後加工に当たるかは微妙な所ですが、ルール上認められていないのでNGだと思ってください。

まとめ



今回は湿気が多い時の対策法を紹介しました。少し工夫するだけで快適にプレーすることができますので参考にしてみて下さい。

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