今回はXIOMから発売されているヴェガチャイナをレビューしたいと思います。
このラバーはヴェガシリーズの中でも唯一の粘着系のラバーになっています。
発売から10年以上経っていますがあまり使用者がいなくどうなのか?気になっている方もいると思います。
今回は打ってみた感想と他のヴェガシリーズと比べてどうなのか?を書いていきます。
※2024時点で廃盤になっております。参考程度にご覧ください
商品概要
・ヴェガチャイナ
・ドイツ系テンション裏ソフト
・スポンジ厚:厚、MAX
・ラバー重量:49g(MAX)
・スポンジ硬度:54度
・価格:定価4840円
ヴェガチャイナはシリーズ初の粘着テンションラバーになっており54度の硬いスポンジと粘着シートを組み合わせたラバーになっています。
スポンジ硬度が54度ということでシリーズの中で最も硬いラバーになっています。
シートは強い粘着というよりかは微粘着ぐらいの粘着力になっています。
価格は他のヴェガシリーズ同様4000円台とコスパのいいラバーになっています。
今回はティモボルALCに貼って打ってみました。
元祖粘着テンションラバーといった感じ
打ってみた感想ですが粘着らしいボールはそこまで出ないのでテンション寄りの粘着テンションといった印象を受けました。
まずスポンジが54度と硬いので食い込ませるのにかなりパワーが必要になってきます。ですが粘着程ボールが飛ばない訳でもないので擦るように打ってもある程度ボールは入ります。
粘着テンションですが粘着ラバーで打つような打ち方をした方がラバーの良さが生かされます。
台上処理、レシーブは飛ばない分やりやすいですがレシーブで打ち抜きに行くようなボールは難しかったです。
硬いのでミート系も少しやりづらいです。ある程度のスイングスピードがないとスピードを出すのが難しいです。
回転量は粘着テンションということもありヴェガシリーズの中でも一番掛かっていると感じました。ただしっかり食い込ませて打てた場合であり中途半端に打つと棒球になってしまいました。
中級者~上級者におすすめのラバー
このラバー正直使いこなすのが難しいラバーです。粘着テンションでもメイスプロや翔龍の様に万人受けする粘着テンションというよりかはクセのある好きな人は好き!って感じのラバーです。
スポンジが硬いので初中級者よりは中級者~上級者クラスの選手でないと使いこなすのは難しいかなと感じました。
カットマンにもおすすめできるラバー
ヴェガチャイナは攻撃型の選手だけでなくカットマンにもおすすめできるラバーになっています。
普段カットマンでキョウヒョウなど硬いラバーを貼っている選手なら攻撃もカットも適度な弾みがあるので使いやすいと思います。
まとめ
今回はXIOMのヴェガチャイナをレビューしました。癖があって使いこなすのが難しいラバーですが他のラバーでは出ない様なボールも出るラバーです。気になる方は参考にしてみて下さい。