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特注ラバーは存在するのか?

2020年10月22日



巷では「トップ選手はプロ用のテナジーを使用している」などの噂が流れていますが本当にプロ用のラバーなど存在するのか?


今回はあまり公にはされない卓球界の特注ラバーがあるのかについて解説したいと思います。

特注ラバーはある



結論からいうと特注ラバーがあるといえばあります。


例えば伊藤美誠選手。フォア面にはファスタークG1を使用していますが私たちが購入できる47.5度のスポンジ硬度のファスタークG1ではなくスポンジ硬度が50度の硬いファスタークG1を使用しているとされています。



韓国の動画にはなりますが動画内で選手支給用のファスタークG1のレビューを上げています。


基本的にメーカーの契約選手は硬さや重量を指定してラバーを選ぶことができますのでそういった意味でプロ用のラバーといった認識が生まれていったのかもしれません。


あとは同じラバーでもラバーというのは1枚の大きなシートを切って作っています。ラバーを作る際に焼く工程がありその際真ん中の方が熱が伝わりやすくラバーが弾むようになります。(この際端の部分が良く聞く皮付きの部分になるところです。)


皮付きについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

支給用のテナジーなどもある



あとはプロ用ラバーといったわけではないですがメーカーと契約しているチームなどはラバーが支給されることがあります。


例えばタマスと契約しているチームならテナジーが支給されたりします。


私も以前機会があってそのテナジーを入手することがありました。私がもらったテナジー05はパッケージはなしで無地のパッケージで外装にテナジー05と書かれているものでした。


性能は特別いいとかは感じませんでしたので市販品と変わらないのかなと感じました。

市販のラバーを使用しているトップ選手もいる



契約している選手全員が選手用のラバーを使っているわけではなく私たちが普段買ってる一般のラバーを使っている選手も数多くいます。


例えばヤサカ契約選手の神巧也選手。以前Twitterで市販のラバーを使っていると公表しています。


ただその分ラバーの重量などにはこだわっており遠征の時などは何枚もラバーを持って行ったりしているようですので細かい調整も必要になってくるのかなと思います。

まとめ


今回は特注ラバーがあるのかについて紹介しました。特注ラケットは聞いたことあってもと特注ラバーについては知らなかった方も多いのではないでしょうか?


参考にしてみて下さい。


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