コロナ過で練習がしたくても中々できない状態が続いていますがボールを打つことだけが卓球の練習とは限りません。
本を読んで知識を得たり精神面で参考になるポイントを探すことも立派な練習といえます。
そこで今回は強くなるためにおすすめの卓球の本を紹介したいと思います。
続卓球戦術ノート
まず紹介するのは卓球王国ブックスから発売されています続卓球戦術ノート。監修は「ミスターカットマン」の異名で知られる75年世界選手権単3位の高島規郎さんが携わっています。
本の内容としては技術面での戦術の解説、戦型別の展開の作り方、正しい打法や正しい練習方法などメンタル面よりは技術面を勉強できるような本になっています。
続卓球戦術ノートということで前作の卓球戦術ノートもあるのですがそちらは38㎜ボール時代や21点制ゲームの時の内容も入っていますので現代卓球での戦術を勉強したい選手には続卓球戦術ノートをおすすめします。
負ける人は無駄な練習をする
こちらの本は水谷隼選手本人が監修した本、負ける人は無駄な練習をする。全日本を10回制した男水谷選手本人の言葉なので重みがありますね。
こちらは技術面というよりかは水谷選手本人の思考方法やメンタル、世界のトップで活躍し続ける為に水谷選手の熱い思いが書かれています。
卓球をやっている選手以外でも参考になる部分が多いですのでメンタル面を鍛えたい選手にもおすすめの1冊です。
卓球の教え方の教科書
こちらは元WRMマーケットの社員でもあるXiaこと下川裕平さんが書いた本で「卓球を考えられるようになれる」本です。
卓球をやっている中で理屈はわかるけど中々体に染みつかないといったことはよくあることです。そんな悩みを分かりやすい考えで説明したのがこの本です。
基本的な技術の紹介が多いですが基本をしっかりさせるためのポイントが詳しく書いていますので基本を高めたい選手や一度基本を見直したい選手にもおすすめの1冊です。
また選手だけでなく指導者にも大事な考え方なども書いていますので選手以外にも読んで欲しい1冊になっています。
卓球練習革命
この本は以前卓球王国の中で連載されていました練習革命の特集を書籍化した1冊です。
中国代表経験のある伊関晴光さんが監修した本で練習革命と書いている様に戦術面や練習内容について詳しく紹介されています。
一見簡単な練習でも考え方や意識するポイントを変えるだけで練習の質が変わってくるようなポイントが書かれており初心者から上級者まで参考になる部分の多い1冊です。
水谷隼の勝利の法則-試合で勝つ為の99の約束
この本は世界のトップで戦う水谷選手が卓球の中で大切にしている戦術や技術、メンタルなどを詳しく解説している1冊です。
考え方から練習方法、メンタルコントロールまで多岐に亘って紹介していますので技術も戦術面も鍛えたい方は是非読んでもらいたい1冊です。
まとめ
今回は読んで強くなれる卓球の本を紹介しました。
大切なことは読んだだけでは強くならないということ。読んで身に着けた内容を自分の中に取り込んでいけるかが強くなれるか強くなれないなかの差になってきますのでただ読むだけではなく自分で吸収していけるような選手になりましょう。