ラバー 表ソフト、粒高

変化系表ソフト DAWEI  388C-1をレビュー!

2022年5月14日



今回は中国の卓球メーカーであるDAWEI(大維)から発売されています388C-1というラバーをレビューしたいと思います。


このラバーは表ソフトのラバーになっており表ソフトの中でも変化系のラバーになっています。


聞いたことはあるけど使っている人も少なくどんなラバーなのか?気になっている方も多いと思いますので今回はそんなDAWEIの388C-1を詳しくレビューしたいと思います。


ラバー情報

  • 388C-1
  • 表ソフトラバー
  • スポンジ厚:1.2㎜、1.5㎜、1.8㎜


ラバーの特徴としては前述した通り変化系表ソフトラバーです。


中国のラバーということもありスポンジ硬度や粒の高さなど詳しい情報は出てきませんでしたが触った感じはやや硬めのスポンジと低めの粒になっています。


価格は販売先によって変わりますが1000円~2000円くらいが相場です。価格は安くコスパのいいラバーといえるでしょう。

シート、スポンジ



まずはシート、スポンジから。変化系の表ソフトですが粒は横目のシートになっています。シートもテンションがかかっているわけではないですがやや反り返っていました。



スポンジの色はパープルでした。メーカーの製造過程でスポンジの色が変わるようでパープル以外にもベージュ・レッド・ブルー・グリーンなどがあるようです。



今回はスポンジ厚は1.5㎜を購入しました。


粒の高さは低めでスポンジも硬めですのでかなりナックルが出しやすそうなシートになっています。粒も倒れる感じはなく硬めの粒になっています。

ラバー重量



カット前の重量が49gでした。厚さは1.5㎜です。


今回はビスカリアに貼り付け後の残ったラバーが14gでした。49-15=34ですので388C-1の重量は1.5㎜で34gでした。


ここからは実際に打ってみた感想をレビューしていきます。

打ってみた感想

弾みはかなり控えめ、変化量は〇



打ってみてまず感じたことは弾みはかなり抑えめで軽打でもネットミスするくらい弾まないです。


ただ強打すればしっかり飛んでくれますのでラケット面をしっかり調整すれば安定してボールは入りました。


肝心な表ソフトとしての性能ですが変化系ということもありますのでナックル系のボールを簡単に出すことができます。弾く、止めるといった表ソフトに必要不可欠な技術はやりやすいです。


ボールも相手コートに着いてから失速するようなボールですので相手からしたらかなり取りづらいボールは簡単に打つことができます。


弾まないこともあり強打に対してのブロックはやりやすかったです。軽くカットした感じも変化量は少ないですが飛びすぎるといった感じも少なかったのでカットマンの選手でも使えるラバーだと感じました。


ナックル系の技術がやりやすい一方ツッツキやドライブなどの回転をかける技術は球離れが早いのでかなりやりにくいです。

下回転打ちは〇



球離れが早いこともあり表ソフトの角度打ちなどはやりやすいと感じました。


ただ前述した通りドライブはかなり難しいのであくまで表ソフトらしいボールしか出ないと思ってもらった方がいいかなと思います。

弾まないので思い切って振っていける



これは短所でもあり長所でもありますが弾まない分緊張した場面や力が入ってしまった時思い切って振っても収まってくれるのはいい点だと思います。


特に使いやすいテンション系の表ソフトは自分が思っている以上に飛んで行ってしまう時もありますのでそういった飛びすぎたということは少ないです。

まとめ

変化系表ソフトでも上級者向け、ある程度表ラバーを使える選手におすすめ



今回は大維の388C-1をレビューしました。まとめますと横目の表ソフトですが変化重視のラバーということで表ソフト初心者の選手が使うというよりかは中級者~上級者で変化を重視したい選手におすすめのラバーです。


このラバーは何といっても価格が安いので気軽に購入できるのも一つ特徴かなと思います。


表ソフトラバーの中でも一味違った癖のあるボールで勝負したい選手にはおすすめですので参考にしてみてください。


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