近年のトレンドといっても過言ではない粘着ラバー、フォア面に貼るイメージが強いですが最近ではバック面に粘着ラバーを貼る選手もそう珍しくはありません。
そこで今回はフォア面だけでなくバック面にもおすすめの粘着ラバーを紹介したいと思います。
バック面に粘着ラバーを使う選手が少ない理由とは?
そもそもなぜバック面に粘着ラバーを使う選手が少ないのかというとまず第一に粘着ラバーは硬くて弾まないラバーが多いのでブロック、カウンター、ドライブなど多彩な技術が求められるバック面には向いていないということが挙げられます。
そして硬いので食い込ませるのもパワーに自信がないと厳しく一般クラスの選手では扱いづらいといったデメリットがあります。
しかし近年では粘着ラバーでも粘着テンションのように弾むラバーも増えてきていますのでバック面を粘着ラバーにするハードルは下がってきています。
ここからはバック面でもおすすめのラバーを紹介したいと思います。
ディグニクス09C
バタフライの最高クラスのラバーでもあるディグニクスシリーズの粘着ラバーであるディグニクス09C、粘着テンションの中でもトップクラスの性能であり扱いやすさはテンションですが本格的な粘着ラバーのボールを打つことができます。
フォアはもちろんバックでも飛距離の出しやすいラバーですので普段テンションラバーを使っている選手でも使いやすいラバーになっています。
翔龍
今やヤサカの人気ラバーとなっている翔龍。弾みがしっかりありながらも本格的な粘着ラバーのようなクセのあるボールが出ることで人気のラバーです。
回転量も多く独特なボールも出ますし、しっかり振れる選手ならばバック面でも十分使いこなせるラバーだと思います。
ハイブリッドK1J
ティバーから発売されている粘着系テンションラバーハイブリッドK1J。粘着テンションのラバーの中でもかなりテンション系に近く使いやすさといった点ではかなりおすすめのラバーです。
粘着らしさといったところでは少々物足りなさを感じるかもしれませんがまずは使いやすい粘着テンションがいい選手にはおすすめのラバーです。
キョウヒョウネオ3
最後に紹介するのはザ・粘着ラバーともいえるキョウヒョウネオ3。フォアのイメージが強いですがしっかり打てる選手ならばバック面でも十分使えるラバーです。今回紹介している中では扱うのは最も難しいですがその分使いこなせた時の性能は文句なしです。
使いこなせれば今回紹介した中でも一番のクセ球が出るラバーでとにかく嫌らしさが欲しい選手におすすめのラバーとなっています。
キョウヒョウネオ3は以前ブログで紹介していますのでそちらも参考にしてみて下さい。
まとめ
今回はバック面におすすめの粘着ラバーを紹介しました。扱いやすいラバーから本格的な粘着ラバーまで5種類のラバーを紹介しました。
注意点としてはバック面に粘着ラバーを貼るということで両面に硬いラバーを貼ると重量が重くなってしまうという、両方硬いラバーですとフォアの打球感が固く感じるなどのデメリットがあります。
ですのでチャレンジしてみる価値はありますがケガなどの故障などにも繋がりやすいので十分に注意してチャレンジするといいでしょう。