今回は数ある裏ソフトラバーの中でもカウンターのしやすいラバーを紹介したいと思います。
前陣での速い展開が多くなっている現代卓球ではカウンターの精度が大事になってきます。
しかし相手のボールに対してしっかりカウンターするのは思ったよりも難しいです。そこで今回は裏ソフトラバーの中でもカウンターのやりやすいラバーを5選紹介していきたいと思います。
カウンターのやりやすいラバーの特徴
そもそもカウンターのやりやすいラバーにはどんな特徴があるのか説明したいと思います。
カウンターのやりやすさはその人のインパクトやボールタッチによって変わるのですべての人に当てはまるわけではないですが
- 硬いラバー
- シートのグリップ力が強いラバー
- 弾みが控えめなラバー(粘着ラバーなど)
このような特徴のあるラバーはカウンターのやりやすいラバーが多いです。
順番に説明していきますとまず硬いラバーはスポンジも硬いラバーが多いので相手の回転に打ち負けないラバーが多いです。カウンターは相手の回転を上書きして打つ技術ですので当然相手の回転量に負けない硬いラバーの方が打ちやすいということです。
続いてシートのグリップ力が強いラバーがおすすめの理由としましてはカウンターのミスに多くある「ボールが落ちる」といったミスを少なくする為です。
ただグリップ力が強い＝敏感なシートな為繊細なボールタッチが求められるといった点もありますのでそこは注意が必要です。
最後に弾みが控えめなラバーですがカウンターは前陣で相手の強打を防ぐことが多いので弾みの強いラバーですとコントロールが難しいです。
ですので弾みの控えめなラバーを使うことで多少力が入ってしまったり厚く当たりすぎてしまってもオーバーミスを少なくすることができます。
ラザンターC53
まず最初に紹介するのはアンドロから発売されていますラザンターC53。カウンタースピンダンパーという技術が採用されただけあってカウンターはかなりやりやすいです。
スポンジ硬度が53度なのでかなり打球感は硬めですがエナジーセル内蔵ということもあって53度のラバーの中では使いやすいラバーになっています。シートの引っ掛かりもいいのでしっかりボールを掴んで打つことができるラバーです。
ラザンターC53についての詳しい記事はこちらから↓
ディグニクス09C
2枚目に紹介するのはバタフライの人気ラバーディグニクス09Cです。
ディグニクスシリーズ初の粘着テンションラバーとして発売されたディグニクス09Cは弾みと粘着性能のバランスが良く粘着初心者の方でも扱いやすいラバーです。
ディグニクスシリーズの中ではスポンジ硬度が硬く粘着の様なシートの性能もありますのでカウンター性能は数あるラバーの中でもトップクラスのラバーといえます。
キョウヒョウネオ3
3枚目に紹介するのはニッタクから発売されていますキョウヒョウネオ3です。粘着の定番ラバーとして有名なキョウヒョウですがカウンター性能はピカイチのラバーです。
弾みは粘着ラバーということもあり控えめでパワーが要りますがキョウヒョウネオ3はキョウヒョウシリーズの中ではそこそこ弾みのあるラバーですのである程度筋力のある選手なら使いこなせるかなと思います。
エボリューションMX-D
4枚目に紹介するのはTIBHARから発売されていますエボリューションMX-Dです。
TIBHAR契約選手も使用者が多いラバーでベラルーシのサムソノフ選手や日本の田添響選手も使用しているラバーです。スポンジ硬度は51.5度と結構硬めのスポンジながらもシートの食い込みがいい為中級者クラスの選手でも扱いやすいラバーになっています。
硬めのラバーの中でもそれほどコントロールしにくいといった感じもないのでカウンターも比較的やりやすいラバーになっています。
ファスタークG1
最後に紹介するのはニッタクのロングセラーでもあるファスタークG1です。このラバーはグリップ力を重視したラバーでボールをグッと掴む感覚に優れているラバーです。シートの引っ掛かりが強くカウンター以外の技術でもグッとボールを掴んで打つことができるラバーですのでカウンターはもちろん自分から打っていくボールも大事にしたい選手におすすめです。
弾みは今回紹介したエボリューションMX-Dと比べると少し控えめですがそれでも弾むラバーですのでまずは人気のラバーを使ってみたいという選手におすすめのラバーです。
まとめ
今回はカウンターがやりやすいラバーを5種類紹介しました。
ただカウンターの感覚は人それぞれ違うことが多いのであくまで参考程度に思っていただければと思います。ただ多くの選手が硬いラバーや粘着ラバーなどがカウンターがやりやすいと言うのでラバー選びに悩んだ際は参考にしてみてください。
