今回はスティガから発売されていますDNAプロHを打つ機会がありましたのでレビューしたいと思います。
こちらのラバーは世界選手権2位、スウェーデンのトルルス・モーレゴード選手が過去に使用していたラバーでもあります。
50度のスポンジを使用しているということで扱いづらさがありそうなラバーですが実際どうなのか?くわしくレビューしたいと思います。
商品概要
商品名:DNA H プロ
ラバー厚:厚(1.9).特厚(2.1)
スポンジ硬度:50度
DNAプロHはDNAシリーズ3種類の中でも最も硬いラバーになっておりラバー厚は2.0と特厚の2種類、スポンジ硬度は50度とかなり硬いでです。
価格は定価7590円となっています。
ラバー重量は50gぐらいなので重い部類のラバーではあります。
今回はラケットは張継科ALCで打ってみました。
打ってみた感想
- スピード・・・8点/10点中
- 回転量・・・9点
- 弾み・・・8点
- コントロール・・・7点
簡単に性能をまとめますとこのような感じになります。
まず基本打法ですが弾みすぎるだとかそういったことはなく普通に打てます。
ドライブを打った時がこのラバーの特徴かなと思います。50度のスポンジの割には弾みぎず食い込み使いやすいと思いました。
それでいて弧線も高く安定したボールを打つことができました。
グリップ力も高く多少雑に打ってもそれなりに入ってくれるのでハード系のスポンジの中でも扱いやすいラバーだと思います。
さすがにテナジーまでとはいきませんが打った時にボールが上に上がってくれたので安定感がありました。
ただある程度スイングスピードに自信のある選手が使った方がラバーの性能を引き出せるかなといったところはあります。
扱いやすいとはいっても50度のスポンジですの中途半端なスイングだと回転量のあるボールは打ちづらかったです。
台上処理、サーブ、レシーブですが特にやりにくいといったようなことはありませんがストップを切ったり、ビタ止めしたりは難しい感じがありました。細かい技術は固いラバーらしく練習が必要そうです。
まとめ
今回はDNAプロHをレビューしました。
簡単にまとめますと
- ある程度スイングができていて弧線の高いドライブを打ちたい選手
- ドイツ系で比較的安いラバーを探している選手
- ドイツ系特有の回転量のあるボールを打ちたい選手
個人的にはポストテナジーとしても有力候補だと思います。重量が重いこと以外はとてもいいラバーですので是非試してみて下さい。