卓球の試合にはゲーム間に1分間の休憩が認めれられています。
この休憩の間にベンチでのアドバイスを受けたり、水分補給をしたりしますがオープン戦(特にダブルスの試合)などでは台について練習していることがあったりします。
この休憩間のゲーム練習はやっていいのか?今回は意外と知られていない卓球のルールについて解説したいと思います。
1分間の休憩時間に練習していいのか?
ゲーム間の休憩時間にはダメ!練習はできない
結論からいいますと試合前に2分程度を目安に練習はできますがゲーム間の1分間の休憩時間では練習することはできません。
ですのでオープン戦などで休憩時間中に練習している選手は厳密にいえばルール違反となってしまいます。
またタイムアウトを取った場合も同様で正規に認められた練習時間以外では練習することはできません。
それ以外には審判長の許可があった場合のみ練習することが出来ます。
こんな時は練習できる?
ボールが割れてしまった時
試合中にボールが割れてしまった場合ですが主審の判断で練習することが出来ます。
この際の練習ですがボールが変わってしまって感覚を確かめる為の練習ですので2~3球練習するのが一般的になっています。
ですので1分2分といった長くは練習できませんので注意です。
相手がケガをして試合が一時中断になった
対戦相手がケガをしたりして試合を中断する場合は審判長の許可があれば練習することが出来ます。
この際の練習ですが審判長の許可が下りればどの台で練習してもいいことになっています。
対戦相手が来るまで練習をしている
これもオープン戦などではよく見かける風景ですが試合が始まる前、コールされた対戦相手が来るまでアドバイスに入る選手などと練習をしている選手もいるかと思います。
これも原則はNGで試合をする選手はベンチにいないといけません。まあオープン戦では独自のルールもあったりしますのでそこまで厳しく取り締まるといった事はないですが・・・厳密にはNGなんだくらいで覚えておくといいでしょう。もちろん公式の大きい試合などはNGです。
まとめ
今回はゲーム間の1分間の休憩時間で練習をしていいのか?についての解説、イレギュラーなケースの場合の練習の可否について紹介しました。
原則として練習ができるのは試合前の練習のみとなっていますので細かいようですがルールを守ってプレーするようにしましょう。