打ってみた感想
イメージはディグニクス09Cソフト。粘着らしさも多少ある
まず軽打してみた感じはかなり弾まないです。軽打の感触はディグニクス09Cみたいな感じです。打球感はそれほど硬くなくインパクトに自信がなくても威力あるボールを打つことができました。軽打では弾まなくてもしっかり打球した時はしっかり弾みます。
ディグニクス09Cを少し柔らかくして使いやすくしたようなラバーである程度粘着らしさのあるボールを打つこともできますし、回転量のあるボールも打ちやすかったです。
ただ本格的な粘着ラバーと比べますと粘着らしさは劣りますのであくまでおまけ程度と考えてもらった方がいいかもしれません。
ボールの弧線はやや低めです。グレイザーはしっかりボールを掴んで高い弧線のボールが打ちやすかったですがグレイザー09Cは粘着らしさを出すために少し弧線は低めかなと感じました。
台から下がってもそれなりに飛距離は出ますしスピードも粘着テンションの中ではそれなりに出すことができます。
台上処理やサービスレシーブは粘着テンションらしく短く止めやすいのでやりやすかったです。
ボールはディグニクスと比べると浅め
ボールの伸びや粘着らしいボールの沈みに関してはディグニクスと比べますと物足りなさを感じました。ボールの伸びも浅めなので球威のあるボールではないかなとドライブを受けて感じました。
台から下がっても飛距離は出ますがコートに刺さるようなボールは出しにくいので普段ディグニクス09Cや硬めの粘着テンションを使っている選手にとっては物足りないかなと思いました。
ディグニクス09Cとの違いは
- 回転 グレイザー09C＜ディグニクス09C
- スピード グレイザー09C＜ディグニクス09C
- コントロール グレイザー09C＞ディグニクス09C
簡単にディグニクス09Cとの違いを表しますとこんな感じです。回転、スピードにおいてはディグニクス09Cの方が上ですがコントロールにおいてはグレイザー09Cの方が柔らかいのでコントロールしやすいです。
フォアとバック使うならどっち？
おすすめはフォア面での使用がおすすめですが粘着テンションの中では弾む方ですのでバック面でもありです。
中級者～上級者でディグニクス09Cが硬くて使えなかった選手はフォア面、バック面に弾む粘着テンションを貼りたい選手はバックでの使用もおすすめです。
まとめ
今回はバタフライのグレイザー09Cをレビューしました。おすすめする選手としては
- ディグニクス09Cが硬くて使いこなせなかった選手
- 粘着テンションの中でも弾みを重視している選手
- 軽めの粘着テンションを探している選手
ディグニクスより扱いやすく幅広い選手層が使えるラバーかなと思います。価格も手に取りやすい価格ですので気になる方は参考にしてみてください！
