スティガ　DNAシリーズをレビュー！それぞれのラバーの特徴を紹介

今回はスティガの人気ラバーDNAシリーズをレビューしたいと思います。DNAシリーズといえばスティガの契約選手が数多く使用しており、スウェーデンのモーレゴード選手が使用しているラバーでもあります。


そんなDNAシリーズですが現在9種類のラインナップがあります。今回は最初に発売されたDNAプロシリーズとDNAフューチャーMの4種類をそれぞれの特徴とどんな選手におすすめなのかをレビューしたいと思います。

DNAシリーズ

DNAシリーズは9種類のラインナップがあります。

• DNAプロH
• DNAプロM
• DNAプロS
• DNAフューチャーM
• DNAプラチナXH
• DNAプラチナH
• DNAプラチナM
• DNAプラチナS
• DNAドラゴングリップ

H、M、Sの硬度が硬くフューチャーMはDNAシリーズ入門用ラバーとして発売されています。DNAプラチナXHはDNAシリーズ最高峰のラバーとして発売されています。DNAドラゴングリップはスティガ初の粘着テンションのラバーになっています。


今回は前述した通りDNAプロシリーズとDNAフューチャーMの比較をしていきます。


4種類の違いを簡単に表しますと

プロHが最も弾むラバーになっており硬度は50度とかなり硬めです。次いでプロMが硬く47.5度と人気の硬度になっています。プロSは硬度42.5度ということでコントロール性能が良く扱いやすいラバーになっています。


フューチャーMは入門用ですが47.5度と硬めですがそこまで弾みすぎないので基本を固めたい選手に人気のラバーとなっています。

DNAプロH

DNAプロHはモーレゴード選手使用のラバーでもありスティガの契約選手の多くが使用しているラバーです。硬度50度と硬めですが打ってみた感じは50度のスポンジとは思えない様な使いやすさがあります。


4種類の中で使いこなすのが難しいラバーでもありますがボールをグッと持ってくれる感覚、威力は4種類の中でもトップクラスのラバーになっています。


おすすめする選手としては

• ボールに威力、回転量が欲しい選手
• 硬いラバーが好きな選手

基本的には初心者よりもハードヒッターにおすすめのラバーになっています。

DNAプロM

DNAプロMはスポンジ硬度47.5度のスポンジを採用した中間硬度より少し硬めのラバーになっています。


47.5度のラバーにしては使いやすくバランスの取れたラバーになっておりフォアだけでなくバック面でも使いやすいラバーになっています。


ボールの弧線はプロHに比べ劣りますが安定したボールを打ちたい、硬すぎず柔らかすぎずのラバーを探している選手にはおすすめです。


ですのでおすすめする選手は

• 攻めと守りのバランスの取れたラバーを探している選手
• プロHだと硬すぎるのでもう少し柔らかいラバーを使いたい選手

クセの少ないラバーで使い手のレベルを選ばないラバーになっています。

DNAプロS

DNAプロSは4種類の中で最もスポンジ硬度が柔らかくしたラバーになっておりボールを掴みやすくコントロール性能に優れたラバーになっています。


柔らかいのでブロック、ミート、ドライブなど全ての技術がそつなくやりやすく使いやすいラバーになっています。


おすすめする選手としては

• 中級者のバック面、初心者のフォア面
• ドライブもミートも多用する選手

ラバーの重量も比較的軽いので振り切れる重量のラケットにしたい選手にもおすすめです。

DNAフューチャーM

このラバーはこれからDNAシリーズを使ってもらうためのステップアップのラバーとして開発されたラバーになっており威力よりもコントロール性能に重点を置いたラバーになっています。


スポンジ硬度は47.5度と硬めですがそこまで弾むラバーではないので自分の力でボールを打つことができ、初心者が基本のフォームを身に着ける為にはピッタリのラバーになっています。


ですのでおすすめする選手としては

• まずはしっかり基本を身に着けたい選手
• 初心に帰って自分の力でボールを飛ばす感覚を確認したい選手

まとめ

今回はスティガのDNAシリーズをそれぞれの特徴を元に紹介しました。


個人的にはDNAプロHが一番威力は出しやすいですが中級者クラスの選手ならばプロMでも十回転量のあるボールを打つことができるので威力を求めるならばプロH、安定感ならプロMがおすすめです。


今回はDNAプロシリーズの紹介をしましたがプラチナシリーズとドラゴングリップも機会がありましたら紹介していきたいと思います。


ラバー選びに悩んだ際は参考にしてみて下さい。