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補助剤の効果とは?詳しく説明

2020年3月19日



※この記事は補助剤の効果を説明する記事であり補助剤の使用を勧めているわけではありません。試合で使用するのはルール違反ですのでルールを守ってプレーするようにしましょう。



今回は卓球界の闇の部分である補助剤問題について書いていきたいと思います。今やネットで簡単に補助剤が手に入る時代ですが補助剤でどのくらい打球感、弾みが変わるのか?気になる方もいると思います。


今回は粘着ラバー、テンションラバーに補助剤を塗って打った感想を書いていこうと思います。

【基礎知識】補助剤とは?



簡単に言ってしまえばラバーを膨張させて弾み、回転量を上げる溶剤です。


使い方としてはラバーに補助剤を塗って貼るだけです。補助剤を塗るとラバーが反ってスポンジが柔らかくなります。補助剤が乾いたら通常の接着剤で貼って完成です。


補助剤を塗る回数は人によって違いますが硬いラバーならば2回~3回、柔らかめのラバーは塗りすぎると反りすぎて貼れないなんて事もあります。


効果は大体1週間くらいもつかなといった感じです。補助剤の種類にもよりますが定期的な張替えが必要です。


何回も張り直しているとラバーが縮んでしまいます。


補助剤にも色々な種類がありますが有名なのは中国のメーカーの海夫(ハイフ)の補助剤です。私も今回は海夫の補助剤を使用しました。


補助剤にもランクがあり黒油、海上明月などの補助剤は値段が高いです(5000円~1万ぐらいします。)


手頃な価格の補助剤として藍鯨(ホエール)、海豚(ドルフィン)、企鶴(ペンギン)などは価格も安いです。(安いものは2000円ぐらい)

粘着ラバーに塗った場合



今回はキョウヒョウNEO3に2回塗ったもので打ってみました。


まず打って感じたことはスポンジの食い込みが段違いに違います。打球感はテンション系のような感じです。


ドライブを打っても粘着ラバーの打ち方(厚く当てる)ような打ち方をしなくてもテンションの様に打っても回転量のあるボールが入っていました。


それでいて粘着特有のボールは残っているので穴のないラバーでした。弾みも十分にありボールのクセは粘着、弾みはテンションと文句のつけようがないラバーでした。

テンションラバーに塗った場合



今回はV15エキストラに塗って打ちました。


テンションラバーに塗った場合ですがかなり弾みます。


粘着ラバーに塗った時とはまた違った弾みでとにかく前への飛び出しが速いです。食い込みがかなり良くなりますが飛びすぎるといったところがあり使いこなすには時間が要るかなといった感じでした。


威力は申し分ないですが台上処理など飛ばしたくない技術も飛んで行ってしまう為細かいプレーはやりづらかったです。


粘着ラバーに塗った時とはまた違った感じになり弾み、回転量共に申し分ないですが繊細なプレーやボールを飛ばしたくない時にコントロールするのが難しかったです。

まとめ



今回は補助剤を使うとどう変わるのかについて書きました。


補助剤1つでプレーが変わってしまうほど補助剤の効果は強いのかなと思います。


試合では使用NGですのでどうしても気になる選手は趣味の範囲内で使うようにしましょう。

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