打ってみた感想
キョウヒョウ9グリーン同様結構弾みの強いラバー
打ってみて感じたことは「キョウヒョウ9グリーンとかなり似ているな」と感じました。
弾みは粘着ラバーの中でもかなり強い方のラバーで粘着テンションと遜色ない程度の弾みでした。むしろ個人的には粘着テンションよりもテンションラバーに近く粘着ラバーの打ち方を意識しなくてもドライブを打つことができました。
普段テンションラバーを愛用しています私が打っても使いづらさを感じませんでしたのでクセの少ないラバーに仕上がっています。今回は38度ということもあってそこまで硬さを感じず打つことができました。
「じゃあキョウヒョウ9グリーンと性能に違いはないのか?」といわれるとそういうわけでもなくグリーンはスピード+回転といった感じですがバイオレットはスピード重視+少し回転性能のラバーだと感じました。
商品紹介ですと安定+変化ということでしたがあまり変化は感じられなかったです。
ですのでキョウヒョウ9バイオレットはキョウヒョウ9シリーズの中でも弾みの性能に特化したラバーかなと感じました。
台から下がってもそれなりに弾みますがパワーは必要になってきますのでそこは注意です。
回転はかかる、粘着らしさは微妙
前述したようにスピード重視のラバーですがしっかり回転もかけられるラバーです。
しかしながら弾みが強い分粘着ラバーらしい沈んだボールやクセのあるボールは打ちにくく粘着上級者にとっては物足りなさを感じるラバーかなと思います。
テンションラバーのような使いやすさがある分性能はマイルドになってしまっています。
ブロック、台上処理はやりやすい
ブロックは硬いラバーということもあり回転の影響を受けにくいのでブロックしやすかったです。カウンターに関してもそこは粘着ラバーの良さを引き継いで安定してカウンターすることができました。
台上処理も同じく粘着ラバーらしく程よく弾まないのでストップやフリックなど飛ばしたくない技術がやりやすかったです。
重量は若干重め
このくらいの硬度のラバーですと平均的ですが48g~50gくらいの重量のラバーですので片面に貼るラバーに注意が必要です。
中国製のキョウヒョウは重量にもばらつきがあるのでなんともですが基本的には重いラバーであるということを念頭に入れましょう。
まとめ
キョウヒョウ初心者、粘着テンションと粘着ラバーの間の性能を探している選手向け
今回は紅双喜のキョウヒョウ9バイオレットをレビューしました。
粘着ラバーでも弾みの強い粘着ラバーで粘着テンションラバーよりもテンションっぽさがあるラバーだなと感じました。
数あるキョウヒョウシリーズの中でもかなり使いやすいラバーになっていますので気になった方は参考にしてみてください。
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