打ってみた感想
弾みがありながらもしっかり球持ちもあるラバー!
まず打ってみて感じたことはそこまで打球感の硬さを感じずむしろ硬めのラバーの中では球持ちが良く使いやすいラバーだなと感じました。
簡潔にレビューするならば「しっかり飛ぶ、だけど球持ちも良し」といった感じです。
軽打で打った感じはそこまで弾みがあるとは感じませんでしたがドライブも打ってみるとドイツ製ラバーにしては前への飛び出しが強く弧線が低めのドライブが打ちやすかったです。
台から下がって引き合いしましても打ち負けることはあまりなく相手のボールの威力に対してもしっかりかけ返すことができます。
ドライブの威力もしっかり出すことができますしブロック側もボールが重いといっていましたのでドライブ性能に関しては文句なしの性能でした。
バック面でも使いやすい
バック面でも使用してみましたがそこまで使いづらいといった感じはないのでフォアでもバックでも使えるラバーだと感じました。
一般的に硬いラバーですとバック面はある程度のレベルの選手でないと使いこなすのが難しいですがラクザXXは私の様な中級者でもしっかりボールを掴んで打つことができますしシートの引っ掛かりもいいのでバックハンドが苦手な選手でも使いやすいラバーだと思います。
弾むラバーなのでコントロール力は大事になってくる
使いやすいラバーですが前への飛び出しが早いのでコントロール力は大事になってきます。
ドライブはもちろん台上処理やレシーブなど細かい技術に対してはボールを抑えるコントロール力が重要になってきますので注意が必要です。
重量は重め
基本的にドイツ製ラバーは重いラバーが多いですがラクザXXも特厚で重量50gと結構重いので両面に貼りたい、片面にも硬めのドイツラバーを貼りたいと考えている選手はラケットの総重量に注意が必要です。
ラクザXとの違いは?
ラクザXとの違いを表にまとめますとこんな感じです。
ラクザX | ラクザXX | |
硬度 | 45~50度 | 47~52度 |
重量 | 50g前後 | 50g前後 |
厚さ | 中厚、厚、特厚 | 厚、特厚 |
価格 | 6600円 | 7480円 |
2種類の違いとしてはまずスポンジ硬度が違います。ラクザXXの方が2度硬く設計されておりよりハードな打球感になっています。しかしながら打球感はラクザXXの方が柔らかく感じます。
ラクザXは回転重視、ラクザXXは回転+スピードといった感じのラバーになっています。
重量はほとんど変わりませんが2枚とも50g前後と重めのラバーです。スポンジ厚はラクザXは中厚~特厚まで、ラクザXXは厚、特厚のみとラクザXの方が種類が多いので弾みや重量の選択がしやすいです。
価格はラクザXXの方が880円高くなっています。7000円越えということで高価格帯のラバーといえるでしょう。
まとめ
今回はヤサカのラクザXXをレビューしました。
ヤサカの中でもトップ選手向けに作られたラバーということでラバーの性能に関してはドイツ製テンションの中でもトップクラスの性能だと思いました。
普段日本製のテンションラバーを使っている選手でも違和感なく使えるラバーだと思いますので気になっている方は参考にしてみてください。