今回はアンドロのラザンターR47を打ちました。ラザンターシリーズといえば全7種類のシリーズラインナップでフランスのゴジ選手がR53を使用していることで有名なラバーです。
日本でもアンドロジャパンの濱川選手が使用していましたがR50、R53は一般ユーザーにはスポンジ硬度が硬すぎて使いづらいという声もあります。
そこで今回はスポンジ硬度が47度と中級者層でも使いやすいR47をレビューしていきたいと思います。
商品概要
アンドロHPより引用
豪打炸裂!優れたスピン性能と威力で他を圧倒!
最新鋭のトップシートとグリーンスポンジにより、常識破りのスピン性能・高い弾道・飛距離を兼ね備え、あらゆる面で高い威力を発揮する。あなたのプレーを1つ上のレベルに導くハイエンドラバー。
ラバー厚さは1.7、2.0、ULTRAMAXがあります。(ULTRAMAXは2.3㎜、他メーカーの特厚ぐらいの厚みです。)
ラザンターシリーズの中にもRとVとCがありRが回転重視のシート、Vがスピード重視、Cがカウンター性能重視のシートになっています。
スポンジ硬度は47度となっておりやや硬めのスポンジになっています。
シート質感、スポンジ形状
ラケットはSK7に貼ってみました。シートの感じはドイツ系テンション特有の光沢のあるシートです。
シートの引っかかりも良くこの辺は他のドイツ系と変わりないかなと思います。
スポンジもドイツ系特有の気泡が荒いスポンジになっており形状的にはテナジー系のスポンジに近いような感じです。(上がヴェンタス、下がラザンターです)
ですがテナジーほど気泡が荒いわけでもなく荒いですがスポンジに詰まっているような感じです。
そしてよく見ると分かるのですがラザンターはスポンジが2.3㎜なのでシートが若干薄くできています。
これによってスポンジに食い込みやすくなり弱いタッチでもボールが飛ぶように扱いやすくなっています。
ラザンターR47の重量はULTRAMAXで47gぐらいでした。テナジーよりは重いですがラクザXやV15よりは軽いです。ドイツラバーは日本製テンションより重いラバーが多いので重量に関しては少々重めのラバーです。
打ってみた感想
打ってみた感想ですが
ラザントをさらに進化させたようなラバー
だと思いました。これまでのラザントシリーズを全て廃盤にして出したということもありラバーの能力はかなり高いと思います。
ロングボールはドイツ系特有のシートのグリップ力により安定したドライブを打つことができました。多少インパクトが弱くてもグッと掴んでくれますので安定してドライブを打つことができます。
テナジーのような上にボールが上がる性能はそこまでないですがR47は回転重視のシートなので弧線は描きやすかったです。
サーブも比較的切りやすく飛びすぎる、切りにくいなどはなかったです。
台上、レシーブですが特にやりにくい技術はありませんでしたが硬いラバーなのでストップやフリックは少し練習が必要かなと感じました。
ブロックは硬いラバーなので止めやすいですが伸ばしたりカウンターは飛びすぎるかなーと感じました。
まとめ
どんな選手におすすめ?
→中級者以上のフォア面、上級者ならバック面でも〇
まとめますと回転を掛けられる中級者、上級者層におすすめします。
テナジーのようなオートマチックに回転掛かるような感じはないのでしっかりインパクトができる選手におすすめします。
ドイツ系特有の伸びのあるボール、テナジ―とは違ったボールの質で勝負していきたいプレーヤーにはおすすめですので参考にしてみて下さい。