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下回転サーブのコツ!〇〇を使え!

2020年5月14日


今回は卓球のサービスの基本である下回転サーブについて紹介したいと思います。


下回転サービスは基本的なサービスの1つですが短く、低く切れたサーブを出すとなると意外と難しいです。


今回は基本的な下回転サービスの出し方や下回転サービスを短く、低く出すコツを紹介したいと思います。

【基礎知識】下回転サーブとは?



下回転サービスとはボールにバックスピンを掛けて出すサーブです。ボールにバックスピンが掛かっている為ラケットを垂直に立てた状態で打球するとボールが落ちるのが特徴です。


下回転サーブの出し方は大きく分けて3種類あります。



まずラケットの角度を45度くらいにしてボールの斜め下を捉える出し方。


この切り方は初心者でも出しやすく、コントロールしやすいです。ただボールが厚く当たりがちですので回転量はそこそこといった感じですごい切れるわけではないです。



2つ目がラケットを台と並行にしてボールの真下を切る切り方。一番オーソドックスな出し方で大体の選手がこの出し方で下回転を切っています。


特徴としてはサーブを切りやすい、コントロールがしやすいことです。


ボールを薄く捉える必要があるので慣れるまで難しいですが、慣れれば一番出しやすいかと思います。



3つ目がラケットを並行より少し上げて気持ちボールの後ろ側を打球して出すサーブです。


特徴としては回転をしっかり掛けられる、ゆっくり弾道が来るので相手が回転を利用してレシーブしづらいです。


ボールの少し後ろ側を捉えるのでコントロールが難しいですが回転量は一番出るサービスです。

サーブを切るコツ



下回転サービスを切るコツですが切り方は人それぞれです。

おすすめはラケットの角度は台と並行にして出す②の出し方がおすすめです。回転量もサーブの長さもコントロールしやすいです。


この時ボールに当たる瞬間だけ力を入れて薄く捉える様にしましょう。


ラケットにボールが強く当たる=反発するということなので回転を掛ける前にボールが飛んで行ってしまいます。


余計な力は要らないので当たる瞬間にキュッと力を入れてあげましょう。

この時ありがちなのが自分はラケットの平行にしているつもりなのになっていないパターン。

ボールが真っ直ぐ戻ってこなければ真下回転ではないので少し大げさにやるか他の人にフォームをチェックしてもらうといいでしょう。

サーブを低く出すコツ



そしてサーブを低く出すときのポイントですがインパクトする時顔も一緒に下げるようにしましょう。つまりタイトルの〇〇を使えとは顔を使えということです。


どういうことかと言いますと顔を下げることによって体も一緒に沈みます。そうすれば自然と打球位置も低くなりますので低く、切れたサービスが出せます。


これは下回転サーブに限らずどのサービスでもいえることです。


サービスが切れない、ボールのバウンドが高い人にありがちなのが打球する位置が高い人です。


トップ選手がサービスを出す位置を見れば分かりますが上手な選手ほどサーブの打球位置は低いです。



写真は馬龍選手のサービスの構えです。構えから上体を沈ませていることが分かります。


このように強い選手がサーブも上手なのは回転量だけでなく打球位置やボールの低さも考えて出しているからなのです。

台1バウンドはネット手前に



最後に短く出すコツですがボールの第1バウンドはネット寄りにしましょう。

あまりネット寄りに出すとネットにかかってしまうので台を半分にして半分より前に第1バウンドを出すようなイメージで出しましょう。


逆にロングサーブを出したい場合は第1バウンドはエンドラインに出すといいでしょう。そうすることで球足の早いロングサーブも出しやすいです。

まとめ



今回は下回転サービスを切るコツ、短く、低く出すことについて紹介しました。


ポイントは

  • ラケットは台と並行
  • インパクトするときに顔も一緒に下げる
  • サービスを出すとき目線、状態は低く
  • 短いサービスは第1バウンドはネット手前に



簡単なようで奥が深いのが下回転サービスです。今回紹介したポイントを参考にして練習に取り組んでみて下さい。

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