今回はスティガから発売されていますDNAプラチナXHをレビューしたいと思います。
このラバーはDNAシリーズの中でも上級者向けに作られたラバーでスティガ契約選手でも多くの選手が使用しているラバーです。
スティガというとラケットは名作ラケットが多いですがラバーは馴染みがない方も多いかと思います。
そこで今回はDNAシリーズの中でも最高峰のラバーであるDNAプラチナXHを徹底解説したいと思います!
ラバー情報
- DNAプラチナXH
- ドイツ製テンション系裏ソフト
- スポンジ硬度:52.5度
- スポンジ厚:MAXのみ
- 価格:定価8800円(税込)
可能な限り最速のラバーを探しているなら52.5°の硬度が理想的
スティガHPより引用
エクストラハードスポンジは、可能な限り最速のスピードを求める選手のために開発されました。相手に脅威を与えるための威力あるスピードとパワーを提供します。
ラバーの特徴としてはドイツ製テンションで硬度が52.5度とかなり硬めのラバーになっています。
スポンジ硬度は52.5度ですがシートが軟らかめに設計されていますので打球感としてはそこまで硬さは感じなくなっています。
価格は定価8800円。他のDNAプラチナシリーズと同価格ですDNAプロシリーズなどと比べますと2000円以上高いので高価格帯のラバーですね。
シート、スポンジ
まずはシートから詳しく見ていきたいと思います。シートはドイツ系ということだけあってテンションがしっかりかかっています。硬めのラバーですが結構反っています。
スポンジはドイツ製らしく気泡が粗く詰まったシートになっています。
ラバーを横から見るとこんな感じです。
シートは低めの粒形状になっており粒も太いので回転特化のラバーということが分かります。スポンジも2.3㎜のみとなっていますのでシートは薄く設計されておりシートの食い込みも良くなっています。
ラバー重量
皆さん気になるであろう重量を詳しく紹介します。まずカット前のラバーの重量は75gでした。
今回はラケットはアリレートカーボンのビスカリアを使用しています。ラケットに貼り付け後の残った切れ端の重量を測定しました。
22gでしたので75-22=53ですのでDNAプラチナXHの重量は53gでした。同じくらいの硬度のドイツ系テンションと比較しても重量は重めかなと思います。
ここからは実際に打ってみた感想をお伝えしたいと思います。