今回は卓球におけるグランドスラムという用語について詳しく紹介したいと思います。
グランドスラムといいますと一般的にはテニスにおける四大大会を示す用語ですが卓球においてもグランドスラムという用語が存在します。
そこで今回は卓球におけるグランドスラムを達成するための大会について紹介したいと思います。
グランドスラムとは
まず一般的なグランドスラムという用語ですがテニスやゴルフにおいて使われる用語です。テニスでいえば
- 全豪オープン
- 全仏オープン
- 全米オープン
- 全英オープン
この4つの大会を制した選手に与えられる称号になっています。
卓球におけるグランドスラムですが様々な大会において使われています。基本的には主要大会のタイトルを全て獲得すると与えられる称号です。ですので明確な定義はありません。
ワールドクラスの大会、国内の試合、大学生における場合など様々なケースで使われていますので順番に解説したいと思います。
ワールドクラスの大会の場合
ワールドクラスにおける大会の場合ですが
- 世界選手権
- オリンピック
- ワールドカップ
一般的にはこの3大会を制するとグランドスラムと呼ばれます。中国ではこれを大満貫と呼んでいます。中でもオリンピックは4年に1回しかない為世界クラスのグランドスラムと達成するのは偉業といえるでしょう。
大満貫については以前紹介していますのでそちらを参考にしてみて下さい。
社会人の場合
社会人におけるグランドスラムですが
- 日本リーグ(前期)
- 日本リーグ(後期)
- 全日本実業団
- 全日本選手権(団体の部)
- JTTLファイナル4
この5大会を制すると獲得できます。この5大会すべてを制するのはかなり難しく最近では東京アートがグランドスラムを達成しています。
大学生におけるグランドスラム
大学生におけるグランドスラムですが
- 春季リーグ
- 全日本大学総合選手権(インカレ)
- 秋季リーグ
この3大会を制すると獲得できます。最近では明治大学男子卓球部が6年ぶりに獲得しました。
まとめ
今回は卓球におけるグランドスラムについて解説しました。特に明確な定義があるわけではないですが今回は一般的な主要タイトルを獲得した時のグランドスラムを紹介させていただきました。
他にもあれば随時紹介していきますので是非参考にしてみて下さい。