ラケット、ラバーの次に大事ともいえるでしょう卓球シューズ。
「卓球は足で打て」そう言われた経験がある方も多いかと思います。それくらい卓球は足を使うスポーツであり俊敏なフットワークを支えるうえで卓球シューズは非常に大事になってきます。
今回は卓球シューズの役割と特徴、おすすめの卓球シューズを紹介したいと思います。
卓球シューズの特徴
卓球シューズの特徴は大きく分けて5種類あります。
重量が軽い
まず卓球シューズは足への負担を軽くする為重量の軽いものが多いです。
シューズの重量は速く動きたい選手にとって負担になる為、軽いシューズであることが大事です。クッション性を重視すると重量が重くなってしまうが近年は230g程の軽さに特化したシューズも販売されています。
グリップ力
床を蹴って踏ん張る卓球選手にとってグリップ力はとても大事です。飛びついた時やタメを作ってボールを打ちたい時などシューズが滑ってしまうとケガのもとにもなりますのでグリップ力のあるシューズを履くことが大事になってきます。
フィット感
シューズの中で足が動いてしまったりすると靴擦れやケガのもとになりやすいです。
卓球シューズは横の動き、縦の動き両方を計算して作られていますので靴の中のブレが少ないものが多いです。
屈曲性
卓球シューズは屈曲性に優れているものが多く、無理な体勢で打った時やとっさに打った時などの打球に対応しやすいです。一般的なシューズ(例えばスニーカー )などは馴染むまでに時間がかかったりは履いたばかりですと靴擦れしたりしますが卓球シューズは屈曲性がありフィットしやすいのでそういった心配が比較的少ないです。
通気性
足をフル活用して動く卓球はシューズが蒸れやすいです。
その為通気孔をあるシューズなどが多く、快適にプレーできるように設計されています。
卓球シューズのタイプ
一概に卓球シューズといっても様々なタイプの卓球シューズがあります。
大きく分けて3種類のシューズがありますので紹介したいと思います。
素足感覚タイプ
ソールが薄く床を素足で蹴っている様な感覚になれるシューズです。全体的に薄めに作られており、屈曲性のあるシューズが多いです。今回紹介する中では重量が軽いシューズが多いです。
最近主流のシューズでありラリータイプの選手というよりかは細かいステップなどがやりやすいので速攻タイプの選手におすすめのシューズになっています。
クッション重視タイプ
足への負担を軽減ししっかり踏ん張りたい選手におすすめのタイプ。素足感覚に比べ重量は重くなってしまいますが最近では靴底のみを厚く作っている軽量タイプのシューズも出ています。
クッション性を重視しているので足への負担が少なくラリータイプの選手やカットマンの選手におすすめです。
また足へ負担をかけたくない選手、過去に故障したことある選手にもおすすめのシューズになっています。
中間タイプ(素足とクッション性)
素足感覚とクッション性能の中間をとったシューズです。
ソールはクッション性重視というほどではないけどしっかりしている、素足感覚ほどではないけど屈曲性があり細かい動きがやりやすい万能シューズになっています。
ラリーもするし速攻の展開もするオールラウンドの選手におすすめのシューズになってます。
ではここからは各メーカーから出ているおすすめのシューズを紹介します。
レゾラインマッハ
バタフライ契約選手でも履いている選手が多いシューズです。特徴としてはクッション性がありながらもしなやかさもある中間タイプのシューズになっています。
アタックドミネイトFF2
アシックスから出ている素足感覚のシューズになります。
価格が15000円越えと少々高いですが総合スポーツメーカーであるアシックスのシューズですので間違いはありません。
ウェーブドライブNEO2
トップ選手でも履いている人が多く、卓球シューズはミズノがいいという方も多いです。そのミズノから出ている素足感覚のシューズになります。
特徴は重量の軽さ。26センチですと片足で265gとかなり軽いです。
軽量ながらも柔軟性がありますので個人的にはおすすめの1足になっています。
ウェーブメダル6
ミズノのウエーブメダルシリーズでクッション性を重視したシューズです。
しっかり踏ん張りたい、止まりたい時にピタッと止まりたい選手におすすめのシューズです。
足幅が広い選手向けのシューズもある
足幅が広い選手は通常のシューズだと横幅がきつい選手もいるでしょう。
そんな選手の為に各メーカーから足幅が広い選手向けのワイドタイプのシューズも発売されていますのでチェックしてみるのもいいと思います。
卓球シューズでなければダメ?
卓球シューズでなければダメというわけではないですが卓球シューズは卓球の動きを考えて作られています。
例えばバドミントンシューズなどは卓球シューズと違い、クッション性を重視して作られています。クッション性のある卓球シューズでもクッション性が足りない選手はバドミントンシューズを履いてみるといいかもしれません。
現にトップ選手では森園政崇選手がバドミントンシューズを履いてプレーしています。
バドミントンシューズ以外でもフットサル用のシューズだったりを履いてプレーする選手もいたりします。
いずれにしてもバドミントンシューズでも卓球シューズでも自分で履きやすいと思えるシューズを履くことが大事になってきます。
まとめ
今回は卓球シューズの特徴、おすすめの卓球シューズを紹介しました。意外と奥が深くシューズ1つでプレーも変わるくらいシューズは重要です。
今回の記事を参考にして自分に合ったシューズを探してみて下さい。