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テニス肘とは?ラケット競技に多いケガについて紹介

2021年2月11日



卓球を始めラケット競技のスポーツに多いケガとして有名なテニス肘。


聞いたことはあるけどどんなケガ?どんな症状なのか分からない方は多いかと思います。


そこで今回はテニス肘とは?どんな症状になったらテニス肘の可能性があるのかについて解説したいと思います。

テニス肘とは?



テニス肘とは手首を起こす、手を強く握るなどの肘を伴う動作をする時に肘の外側が痛くなる病気です。


卓球ではラケットを振る際筋肉からの強い力を受け振る動作を繰り返すことで筋肉と骨の接合部が炎症を起こし痛みを伴います。


1883年にテニスのバックハンドストロークで肘の外側が痛くなる病気として報告されたことからテニス肘という病気がつけられました。


テニス愛好家にこの病気が多いことでテニス肘と呼ばれていますが卓球やバドミントンなどラケット競技の選手やゴルフや釣りなどでも痛みが出る事があります。


原因は?



卓球における原因として多いのがバックハンドを打つ動作を繰り返すことで肘の外側を痛め、フォアハンドの場合内側を痛めることによって起きることが多いです。


つまり肘を繰り返し動かすことによって起こるストレスで発症することが原因です。


肘は肩より稼働領域が狭いのでそれ以上曲がらなかったり伸び切らない限界があります。その限界を超えるくらいラケットを振ったりすると靭帯が痛むことがあります。更に振りすぎると靭帯が痛んで緩みが生じ関節の中の軟骨と軟骨がぶつかって重症になる場合もあります。

どんな症状が出たらテニス肘?



では卓球をやっている場合どんな症状が出たらテニス肘の可能性があるのでしょうか?

  • 肘の外側を押したり手首を手の甲側に動かしたりすると痛む
  • 前腕から肘にかけてボールを打つときに痛みがある
  • 腕の曲げ伸ばしに違和感がある



このような症状が出た場合要注意です。

自然に治る?治療法は?



脆くなった肘が治る事は基本的にはないですが時間が経てば自然と痛みが引く場合もあります。症状が軽ければ数週間で治る事もあります。


比較的自然に治りやすい病気ですが1年以上痛みが続く場合は治療をおすすめします。



治療法としては痛み止め(内服薬や湿布)ステロイド注射などの治療があります。


また悪化させない為にサポーターなども様々なメーカーから販売されています。

まとめ



今回はテニス肘とは何か、テニス肘の原因、どんな症状がテニス肘なのか、治療法について紹介しました。


普段運動をしない人でもなる可能性がある病気ですので十分に気をつけるようにしましょう。

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