今回はティバーから発売されていますハイブリッドK2プロをレビューしたいと思います。
このラバーはTIBHARを代表する粘着テンションハイブリッドK3の兄弟ラバーになります。ハイブリッドK3はティバーのトップ選手を始め中級者の選手まで幅広い選手層に人気のラバーですがハイブリッドK2プロはどんなラバーなのか?
詳しくレビューしていきます。
ラバー情報
- ハイブリッドK2プロ
- 粘着系テンションラバー
- カラー:赤、黒
- スポンジ厚:2.0、MAX
- スポンジ硬度:54度
- 価格:定価8250円(税込)
HYBRID K2 PROは、回転とコントロールを両立したK2にさらに研究を深めました。
TIBHAR HPより引用
新しく開発された表面は、より硬く、テンションと組み合わされ、強いシートでより高い弧線を描き、きめ細かいスポンジの形状が特徴です。
よりコントロールに優れ、粘着性を持ったラバーです。
サーブ・レシーブでは台に収まりやすく、打ち合いに負けない安定感をお届けします。
ラバーのコンセプトとしては硬めのハードスポンジ+回転とコントロールを両立したラバーになっています。
スポンジ硬度は54度という事でハイブリッドK3が53度、ハイブリッドK3プロが55度ですので間を取ったスポンジ硬度になっています。
スポンジ硬度54度ですので初心者向けではなくインパクトに自信のある中級者~上級者向けのラバーにはなっています。
価格は定価8250円という事でハイブリッドK3よりは600円程安くなっています。
ちなみにパッケージはテンション系ラバーではかなり珍しい密閉されたパッケージになっています。

裏面の厚紙を剥がすと開封できるようになっており中国製ラバーなどのパッケージっぽくて個人的は良いなと感じました。
シート、スポンジ
まずはシートから見ていきたいと思います。シートは光沢があるというよりかはいたって普通の粘着テンションといった感じです。

シートを触った感じは粘着感はほぼなく微々粘着といった感じになります。
スポンジは画像の通りで気泡が詰まったスポンジになっています。

ラバーを横から見ますと粒の高さは低め、粒も太く、感覚も広いのでシートの形状としては回転系のシートになっています。

重量
今回は黒のMAXを購入致しました。
まずカット前ですが71gでした。

今回はバタフライのビスカリアに貼って試打致します。ですのでラケットは一般的なブレードサイズ(157×150)のサイズになりますのでご承知おきください。カット後のラバーの切れ端を測定しました所21gでしたので71-21=50gとなります。
ですのでハイブリッドK2プロの重量はMAXで50gとハイブリッドK3とほぼ同じくらいの重量でした。
粘着テンションは重いラバーが多いのでその中では平均的な重量かなといった感じです。
ここからは実際に打ってみた感想をレビューしたいと思います。