今回はYouTubeに上がっている試合動画の中でおすすめの動画を紹介したいと思います。
卓球はゴルフの様にイメージが大切なスポーツです。感覚も大事ですが上手な選手の試合の動画を見てその技術を再現できるかどうかも上達のうえでは大事になってきます。
そこで今回はおすすめの試合動画を紹介していきたいと思います。
自宅でできるトレーニング(体幹トレーニング)や自宅でできる練習は以前紹介しているのでそちらも合わせてご覧になってみて下さい。
試合動画を見る時のポイント
試合動画を見る際なんとなく見ているだけの人いませんか?選手の技術やスイングはもちろん見て欲しいのですが注目してほしいポイントは足です。トップ選手ほど足を細かく動かして打っているので参考にしましょう。YouTubeは拡大機能があるので足部分に注目してみるのもいいかと思います。
張継科対王晧(世界卓球2011)
まず最初に紹介したいのは世界卓球2011の男子シングルス決勝の張継科対王晧の試合です。
この試合は張継科が初めて世界王者になった大会でもあり現代卓球では当たり前になっているチキータや台上バックドライブが試合で多く使われています。
もちろん対戦相手の王晧も裏面打法や分かりにくい巻き込みサーブなどペンホルダーの選手はもちろんシェークハンドの選手も勉強になります。
松平健太対馬林(世界卓球2013)
2つ目に紹介するのは世界卓球2013から松平健太選手対馬林選手の試合です。2009年にも同カードで試合があったのですがその際はフルゲームで馬琳選手が勝ちましたがこの試合は松平選手がリベンジを果たしています。
この試合見どころは松平選手の柔軟なプレーです。前陣でのブロックやカウンター、サイドスピンブロックなどはパワーがなくてもできる技術で誰もが取り入れやすい技術だと思います。
卓球はパワーでないことを分からせてくれる試合ですので参考にしてみて下さい。
坪井選手対渡辺選手(2014IH決勝)
3つ目に紹介するのは2014年インターハイ男子シングルス決勝のカード坪井勇磨選手対渡辺裕介選手の試合です。
この試合の見どころは坪井選手の高校生ながらも巧みなチキータ技術です。この時代のジュニアですとチキータを完璧に使いこなせている選手はまだ少なかったですが坪井選手のチキータの技術力は現代卓球並みの技術力の高さがあります。
横回転重視のチキータから威力重視のチキータまで現代では当たり前ですがお手本の様なチキータですので参考にしてみましょう。
また坪井選手はフォアハンドのスイングと足の動かし方がコンパクトでお手本の様なフォームですのでそちらも参考にしてみましょう。
上田仁選手対松下浩二選手(全日本卓球)
最後に紹介したいのは平成20年の全本卓球から上田仁選手対松下浩二選手の試合です。この試合は松下浩二選手の引退試合でもあります。
松下浩二選手のカットの上手さにも注目して欲しいですがポイントは上田選手の巧みなカット打ちです。
ドライブの緩急、前後の揺さぶり、要所でのミドル攻めなどまさにカット打ちのお手本と言えるでしょう。
カットマンが苦手な人には是非見てもらいたい試合です。
まとめ
今回はおすすめの試合を4つ紹介しました。試合動画を見て目を養うのも卓球の練習の1つだと思って色んな試合を見るといいと思います。参考にしてみて下さい。