「促進ルール」
聞いたことあるけど実際に試合でなった事はない、そういった方がほとんどだと思います。
一般的にカットマン同士の試合だと促進ルールになることが多いですが促進ルールになった場合どういったルールが適用されるのか?解説したいと思います。
【基礎知識】促進ルールとは?
まず促進ルールとは何かと説明しますと試合時間が長くなりすぎるのを防ぐ為に考案されたルールになります。
特にラリーが長くなりがちなカットマンが絡んだ試合で採用されるケースが多く、男子よりも女子選手の試合でなる事が多いです。
促進ルールは1セットが10分を超える場合適用されます。時間による適用の仕方としてはまず10分を超えた場合ラリー中でも審判がラリーをストップします。
中断した場合は中断したラリーでサーバーを持っていた選手のサービスから再開します。
制限時間を超えた時ラリー中でなかった場合は直前のラリーのレシーバーがサービスを行います。
ただしこの時点で両者の得点が18点に達している場合は促進ルールは適用されませんので注意です。(9-9や10-8などの場合は適用されない)
また上記以外にも両者が事前に申し合わせて促進ルールを適用することや試合の途中から申請することなども可能となっています。
促進ルールが適用された場合
では促進ルールが適用された場合どんなルールになるのでしょうか?
まずサービスは1本交代になります。そしてレシーバーがそのラリーで13回リターンに成功した場合レシーバーの得点となります。
もちろんレシーバーが13本返す前にミスした場合はサーバーの得点ですがサービスを出す側はそれまでに得点しないとなりません。
まとめ
今回は意外と知らない促進ルールについて紹介しました。最近ではあまり促進ルールになるといったことは少ないですがいざという時の為に覚えておくと慌てることなくプレーすることができると思います。
促進ルールになると戦術やプレーも変わりますので特にカットマンの選手は促進ルールになった際どういった戦術を取るのかは非常に大事になってきます。
参考にしてみて下さい。