卓球の試合中には「これって何?」という行動があります。卓球をやっている選手なら当たり前の様な行動でも初心者の選手や卓球を知らない方は疑問に思うこともあるかと思います。
そこで今回は卓球の試合中に見られる行動、仕草について紹介したいと思います。
これって何?試合中に見られる行動まとめ
タオルで汗を拭く
試合中にタオルを使って汗を拭いている光景はよく見る光景だと思います。これはタオリングといって点数の合計が6の倍数の時のみ使うことができます。(例:8-8、6-6の時など)
選手はこの間に汗を拭く以外にも試合の展開や自分の作戦を考えている選手が多いです。
タオリングに関しては明確な時間(何分)とかは決まっていませんが長くとりすぎるのはプレーの進行を妨げているとみなされる可能性もありますので予め注意して下さい。
卓球台に手を置く
よく試合中点を取った後など卓球台のネットの近くに手を置く選手を見た事あるかと思います。
これは手汗を取る目的でやっています。卓球台のネット際で拭く理由としてはプレーの影響が少ないところで拭くのがマナーとなっています。
コロナ過で一時禁止にもなりましたが最近ではまた復活してきています。
汗を拭く以外にも一呼吸置きたい時や癖の1つでやっている選手が多く、タオリングが取れない点数の時などは有効な間の取り方の1つになっています。
ラリー後手を上げる選手
ラリーの後手を挙げたり、人差し指を上げたりしている選手がいます。これはネットやエッジになった時相手に敬意を払う意味で使われます。
すいませんやごめんなさいという選手もいますがトップ選手などは海外選手と試合することも多く、言葉も通じない事もあり手ですみませんという動作を表しています。
卓球シューズを手で拭く
卓球シューズを手で拭いている行動はシューズが滑りやすい時シューズの表面を拭いています。
男子では森薗選手などがよくやっています。
あとは梅雨時など湿度が高い時は雑巾で拭いたりする選手もいます。
ラケットのグリップに息を吹きかける
選手がレシーブの構えに入る前などラケットのグリップ側に息を吹きかけている選手がいます。
これは湿気を取るという目的もありますがほとんどの選手が癖のようなルーティンで行っている選手が多いです。
トップ選手ですと画像の松平選手や吉村真晴選手などがよくやっている動作なので確認してみて下さい。
ラバーに息を吹きかける
先程のグリップ側に息を吹きかけるのとは違いラバーに息を吹きかけている選手がいます。これはラバーについた汚れを取る、汗を拭くなどラバーを綺麗にするためにやっています。
新品のボールなどは新品特有の白い粉が付くのでそういった粉を取るのにも息を吹きかけてラバーの汚れを取る人は多いです。
わざとミスをする
ヨーロッパ選手などであきらかにわざとミスをしている選手を見た事ある方もいるかと思います。
これはその前のラリーに納得がいってない時(相手の得点だと思ったのに審判は自分の得点にした時など)使うことが多くこれでフェアにしますよという意味で使われます。
紳士的なヨーロッパ選手に多く見られる光景で特にドイツのティモボル選手などは多くやっている動画などもありますのでチェックしてみて下さい。
あとはラブゲームの展開になってしまいそうな時。卓球界では暗黙のルールとしてラブゲームをしてはいけないという風潮があります。
10-0などになってしまった時はわざとミスしてラブゲームにせずに相手に敬意を払うといったことがあります。
しかし現在はラブゲームでもいいから手を抜くななど賛否両論ありますので必ずしもこの暗黙のルールが絶対といったことはないです。
まとめ
今回は卓球の試合中にあるこれって何?といった行動をまとめてみました。
今回紹介したポイントに着目するだけでこれまでより卓球の試合を面白く見ることができるかと思います。
参考にしてみて下さい。