卓球の用具はルール上公認された物でないと使用することができません。
ですがラバーやラケットには「JTTAA」、一方ユニフォームなどには「JTTA」のマークが付いています。
この2つの違いって何?と疑問に抱いている方も多いかと思います。そこで今回はJTTAAとJTTAの違いについて解説したいと思います。
日本卓球協会と日本卓球協会承認
まず簡潔に説明しますと2つは名称が違うだけで特に大きな違いはありません。JTTAだから使えないとかそういったことはないです。
JTTAとは日本卓球協会【Japan Table Tennis Association】の略称であり主に全日本選手権や国内主要大会の主催者団体であり、およそ35万人が登録している日本卓球界の最高機関です。
一方ラケットやラバーについているJTTAAはに日本卓球協会承認【Japan Table Tennis AssociAtion】でありこの用具は日本卓球協会が承認しましたよということを示しています。
日本卓球協会が主催する大会に出る際には日本卓球協会が承認したラバーやラケットでなければ使用することができません。
ラバーなどにはJTTAA以外にもITTF(国際卓球連盟)のロゴがついたマークがあります。こちらもリストがあり登録されていないラバーは使用することができませんので気を付けて下さい。
ラバーの廃盤については以前ブログで書いていますのでそちらを参考にしてみて下さい。
どんなものにJTTAA、JTTAがある?
ではラケット、ラバー以外にJTTAA、JTTAのマークがついたものはあるのでしょうか。
現在はラバー、ラケット以外にも
- ボール
- 卓球台
- サポート、ネット
- ユニホーム
- 接着剤
など様々なものに使われております。
刻印が消えてしまったラケットは使用できない
先程ラケットにはJTTAAの刻印が入っていると説明しましたがこの刻印一部でも削られてしまうとルール上使用することはできません。
ですのでペンホルダーの選手などラケットを削ることがある選手は誤って刻印まで削ってしまわないように気を付けましょう。
まとめ
今回はJTTAとJTTAAの違いについて解説しました。
JTTAとJTTAAがあるのは知っていても2つの違いについて知らない方は多いのではなかったでしょうか。また刻印が少し消えてしまっただけでも試合では使用できなくなってしまいますのでラケットの取り扱いには十分注意しましょう。