「5枚合板って卓球を始めたばかりの初心者が使うんじゃないの?」
そう思っている方も多数いるかと思います。しかし実際にはそんなことはなく初中級者問わずトップ選手にも使用者が多いです。
今回はおすすめの5枚合板を紹介していきたいと思います。
5枚合板の特徴
重量が軽い
まず5枚合板の特徴としまして重量が軽いことが挙げられるでしょう。
もちろん5枚合板の中にも重量の重いラケットもありますが平均的に85gぐらいのラケットが多いかなと思います。
ラケットが軽い分多少重めのラバーを貼っても振り切れる、切り替えしがやりやすいなどのメリットがあるのも特徴になっています。
しなりがある
しなりって何?という方もいるかもしれませんがしなりとはラケットが微妙に曲がることです。(とは言っても実際にラケットが曲がるわけではなく微妙な振動の中で動くといった感じです)
しなりがあると何が変わるのかというと球持ちが良くなります。
ラケットが微妙に曲がる分ボールとラバーの接触してる時間が長くなり回転量UPに繋がります。
通常このしなりはカーボンが入ったラケットであったり板厚が厚いラケット(7枚合板など)にはあまりしなりがないと言われています。
5枚合板は板厚が薄いラケットが多く、しなりを重視しているラケットが多い為回転が掛けやすいラケットが多いです。
この点が初心者でも使いやすいポイントだと思います。
台上操作がやりやすい
5枚合板は板厚が薄い分弾まないラケットが多いので台上処理や細かいプレーがやりやすいです。中級者、上級者にも好かれている理由でもあります。
カーボンや7枚合板のラケットはロングボールや自分から攻めていく展開はやりやすいですがストップやフリックなどの細かい技術、試合で重要になってくる展開は5枚合板の方がやりやすいかなと思います。
特にストップに関しては非常にやりやすいと思います。
ここからはおすすめの5枚合板を紹介していきたいと思います。
オールラウンドエボリューション
いわずとしれたスティガの名作。小学生時代平野美宇選手も使用していましたラケットでもあり今でも上級者にも根強い人気のあるラケットです。
このラケットの特徴は重量が軽く初心者でも扱えますし、中級者上級者は粘着ラバーなどを貼っている人などに人気のラケットであり使い手を選ばないラケットになっています。
管理人も粘着ラバーを貼って過去に使っていましたが弾みこそ劣りますが特にやりにくい技術もなく幅広いレベルのプレーヤーに使えるラケットだなと感じました。
アコースティック
こちらはニッタクから出ているアコースティック、こちらも5枚合板の中なら王道のラケットになっています。
このラケットの特徴は弦楽器シリーズというもので弦楽器製法というものを使用しており通常のラケットと接着方法が違うようです。
これによって硬さにムラがなくなり安定したスイートスポットができるそうです。
私も使ったことがありますが5枚合板のなかでは弾むほうだと感じました。もちろんそれによって台上がやりにくいとかもなかったですし使いやすいラケットだと思いました。
初心者向けというよりかは中級者、上級者向けかなといった感じです。
値段も木材の中ではかなり高く定価19800円とちょっと木材にしては高いかなと言った感じですね。
ただラケットの能力はとても高いので19800円の価値はあるかと思います!
馬林エキストラオフェンシブ
こちらはヤサカから出ているラケットです。このラケット北京五輪で中国の馬琳選手が優勝していた時使用していたラケットです。
打球感は5枚の中ではやや硬めですが台上プレーなどはもちろん自分で打っていくボールも力強いボールが打てます。
個人的には7枚合板と5枚合板の中間ぐらいのいいとこ取りをしたようなラケットかなと感じました。
重量も85±5gぐらいなのでそこまで重いラケットではないと思います。
メイスアドバンス
こちらはバタフライから出ているラケット。以前のブログの記事で初心者向けのラケットと紹介しましたがもちろん中級者、上級者でも使えるラケットだと思います。
軽くて扱いやすくなおかつ威力が出るラケットが欲しい、そんな欲張りな選手にピッタリです。
もちろん強いボールを打つためにはそれなりの筋力が必要になりますがしっかりとインパクトできればとてもいいボールがいくラケットです。
まとめ
5枚合板の性能は◎
幅広いユーザーにおすすめ
今回はおすすめの5枚合板を4種類紹介しました。初心者から上級者まで満足のいく性能を出せるラケットが5枚合板の強みだと私は思います。
もちろん今回紹介したラケット以外にもたくさんありますのでみなさんに合うラケットを探してみて下さい。