シェークハンド ラケット

木材から特殊素材に変える選手におすすめのラケット

2020年11月12日



「木材を使っているけどもう少し弾みが欲しいから特殊素材のラケットに変更したい」


卓球が上手になってくるにつれて多くの人が感じる悩みだと思います。


ただせっかく弾むラケットにしても木材と特殊素材では性能が変わってきますのでせっかくラケットを買ったのに合わなくて失敗した・・・なんて事も考えられます。


そこで今回は木材から特殊素材へ変更したい選手へのおすすめのラケットを紹介したいと思います。

木材から特殊素材に変える選手におすすめの素材とは



一概に特殊素材といっても外側に特殊素材が入っているのか内側に入っているのか、どんな素材を使っているのかで弾みや打球感もかなり変わってきます。


木材から移行するということを考えますと硬すぎる素材はあまりおすすめできません。


例えばザイロンカーボン(ZLC)などは素材自体が硬く中途半端なスイングだと回転をかける前に飛んで行ってしまうことがあります。インナーのZLCなら木材からの移行でも遜色なく使えますがアウターのZLCはあまりおすすめできません。


ですのでおすすめとしては

  • ALC(アウター)
  • ALC(インナー)
  • ZLC(インナー)
  • ZLF(ファイバー)



このあたりの素材が弾みとコントロールのバランスが良いラケットかなと思います。


ここからはおすすめのラケットを紹介したいと思います。

インナーフォースレイヤーALC



まずは特殊素材の中でも弾みは抑えめのインナーのALCから。大人気シリーズインナーフォースのアリレートカーボンを配置したラケットです。


特徴としては特殊素材の中でも安定感を重視したラケットで威力よりも台上のやりやすさや回転量を重視しているラケットです。


威力としては木材の7枚合板より少し劣るかなといったくらいで十分威力のあるボールを打つことができます。なるべく木材に近い打球感が欲しい選手におすすめのラケットです。

樊振東ALC



中国トッププレーヤーの名を冠したラケット樊振東ALC。最近はトップ選手の中でも使用する選手が増えてきているラケットです。
ティモボルALCやビスカリアとベースは一緒ですがグリップと重心の位置が僅かに違います。


個人的には3種類の中でも重心がグリップ寄りに来るのでコントロールと切り返しがやりやすくカーボンの使いづらさはあまりないです。


ただアウターの特殊素材ではあるのである程度回転をかけられる選手でないとラケットの良さは引き出せないかなと思います。

インナーフォースレイヤーZLC



インナーフォースシリーズで一番人気であろうラケットインナーフォースレイヤーZLC。ザイロンカーボンを内側に配置することで素材の硬さをマイルドにして使いやすくしたラケットです。


特徴としてはインナー系の中でも威力を重視したラケットです。アウターのZLCだと硬い、飛びすぎるといった選手におすすめのラケットです。


インナーのALCより弾みが欲しい選手やアウターのALCよりは球持ちを欲しい選手におすすめのラケットとなっています。

インナーフォースレイヤーZLF



最後に紹介するのはインナーフォースシリーズのなかでもファイバーを採用しているインナーフォースレイヤーZLFです。


特殊素材は内側にザイロンファイバーを搭載しており今回紹介した中でも球持ちは◎だと思います。


威力といった面ではインナーALC=ZLFくらいなので弾みよりも安定感が欲しい選手はZLFにするといいでしょう。

まとめ



今回は木材から特殊素材に変えたい選手へおすすめのラケットを4種類紹介しました。


今回紹介した4本は弾みとコントロールのバランスがいい4本を紹介しましたので使いやすいラケットかなと思います。
また今回はバタフライに絞って紹介をしましたが各社特殊素材のラケットは発売していますので別の機会で紹介できればと思います。


木材からカーボンのラケットに変更したいと思っている方は参考にしてみて下さい。

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