今回はバタフライから発売されていますティモボルシリーズをレビューしたいと思います。
ティモボルシリーズはドイツの皇帝ティモボル選手の名前を冠したラケットで2021年現在5種類のラインナップが販売されています。
今回はそんなティモボルシリーズを各ラケットの紹介とラケットの特徴を詳しくレビューしたいと思います。
ティモボルシリーズラインナップ
ティモボルシリーズは5種類のラインナップがありますが
- ティモボルALC
- ティモボルZLC
- ティモボルZLF
- ティモボルCAF
- ティモボルTJ
順番に解説してきます。
ティモボルALC
まずはティモボルALCから。5枚合板+アリレートカーボンのラケットで数ある特殊素材ラケットの中でも人気のラケットです。
特徴としては弾みがありながらもある程度の球持ちもあるバランスの取れたラケットです。
上級者のみならず中級者にも人気のラケットで初めてカーボンラケットを使う選手やクセの少ないカーボンラケットを使いたい選手にはおすすめのラケットです。
ティモボルZLC
5枚合板+ZLカーボンが搭載されたティモボルZLC。ZLカーボンが入っているので弾みが強くやや上級者向けのラケットにはなりますがそれなりのレベルの選手が使えばしっかりとボールも持ってくれるラケットです。
イメージとしては同じくバタフライから出ています水谷隼ZLCに打球感は近くスピード重視のプレーをしたい選手にはおすすめのラケットです。
ティモボルZLF
5枚合板+ZLファイバーを搭載したラケットティモボルZLF。ファイバーですのでカーボンほど弾みすぎず軽さと弾みの両方のバランスを追求したラケットになっています。
平均重量も83gと軽くアウターのラケットの割には球持ちのいいラケットですのでカーボンほど弾みはいらないけど木材より弾みは欲しい選手におすすめのラケットです。
ティモボルCAF
ティモボルCAFは2018年に発売したラケットで3枚合板+CAファイバーが入ったラケットです。
木材の打球感に近いCAファイバーと厚めの板厚のラケットで安定感がありながらも威力のあるボールを打つことができます。
おすすめの選手としては初中級者で初めて特殊素材ラケットを使いたい選手におすすめのラケットです。
ラケットの平均重量も82gと軽めですのでパワーのない選手でもおすすめです。
ティモボルTJ
ティモボルTJはジュニアの選手向けに作られたラケットで3枚合板+TAMACA5000カーボンを搭載したラケットです。
特徴としてはジュニアの選手でも握りやすい細身のグリップ、通常のブレードサイズより一回り小さい154×146のブレードサイズ、ラケットの平均重量も70gとパワーのないジュニアの選手でも使いやすい設計のラケットです。
おすすめの選手はジュニアの選手である程度ボールを打てる選手におすすめのラケットです。
番外編
ここからは惜しくも廃盤になってしまったティモボルシリーズを紹介します。
ティモボルW7
ティモボルW7は7枚合板のラケットです。ティモボルシリーズの中でも初の木材ラケットで威力あるボールを打つことができるラケットです。
SK7クラシックよりやや弾むラケットでパワーヒッターに人気のラケットでした。
ティモボルW5
ティモボルW5は5枚合板の木材ラケットでティモボルシリーズの中では最も扱いやすいラケットです。
5枚合板らしく台上処理や球持ちの良さが特徴でバランスの取れたプレーをしたい選手に人気のラケットです。
ティモボルT5000
ティモボルT5000はTAMACA5000カーボンを搭載したラケットでカーボンラケットの中でも弾む方のラケットです。
特殊素材のラケットの中でもスピード重視のラケットを使いたい選手に人気のラケットです。
ティモボル・スピリット
5枚合板+アリレートカーボンのラケットでティモボルALCと同性能のラケットで廃盤になった今でも人気のラケットです。
基本的な性能はティモボルALCとほぼ一緒ですがグリップや重心の位置は微妙に変わってきますのでこだわりたい選手は一度使ってみることをおすすめします。
ティモボルスパーク
5枚合板+アリレートが入ったラケットで柔らかめの打球感が特徴のラケットです。カーボンラケットではないので弾みは現在のラケットより劣りますが柔らかい打球感が人気のラケットでした。
まとめ
今回はティモボルシリーズを現在発売されている5種類、廃盤になったラケットも含め紹介しました。
ティモボル選手の名を冠したラケットということでどのラケットも性能の高いラケットになっていますので参考にしてみて下さい。