今回はVICTASから発売中のラケットゼクスギアアウトをレビューしたいと思います。
ゼクスギアアウトはVICTAS契約選手の吉村和弘選手、松平賢二選手、曽根翔選手、岸川聖也選手などのVICTAS契約選手も多く使用しているVICTASの看板ラケットです。
ゼクスギアシリーズの中でも弾みの強いラケットであるゼクスギアアウト、今回はそんなトップ選手も多く使用するラケットを詳しくレビューしたいと思います。
ラケット情報
- ZX-GEAR OUT
- 合板構成:5枚合板+Zカーボン2枚
- グリップ:FL、ST
- ブレードサイズ:157×150
- ラケット厚:5.9㎜
- グリップサイズ:FL:100×23㎜ ST:100×22㎜
- ラケット重量(平均):89g
- 価格:定価13200円(税込)
パワーと威力を引き出すアグレッシブギア
高弾&高反発なカーボンをダイナシェル設計®で使用することで、プレイヤーのパワーを増幅し、相手を打ち抜く威力を手に入れたラケットに仕上がった。VICTASブランド初のアウターカーボンラケット。
アウターカーボンのラケットは、硬さがあると思われがちだが、この『ZX-GEAR OUT(ゼクスギアアウト)』は弾性が強いので球持ちも良く、性能の高いラケットに仕上がっている。
反発が強く威力重視タイプの選手におすすめ。
VICTASHPより引用
ラケットの特徴としては5枚合板+Zカーボン2枚の特殊素材ラケットになっておりゼクスギアアウトという名前だけあってアウターのラケットになっています。そして大きな特徴が2つあります。
1つはゼクスギアシリーズに搭載されているZカーボン、Zファイバーという素材は卓球界では初採用の最新高弾性素材「ゼクシオン」を使用しています。ゼクシオンとはLCP(液晶ポリエステル)を使用したものでゴム素材などに使われています。
VICTASのカーボンラケットといえばアラミドカーボンを使ったラケットが主流でしたがゼクシオンはアラミドよりも強いしなりがあり反発力もアラミド同等の反発力があります。
つまりはアラミドカーボンと同等の弾みを持ちながらもしなりが良くなっているのでバランスの取れたラケットになっているということです。
そして2つ目は「ダイナシェル」というラケットの表面に近い層に特殊素材を編み込む方法を採用しており、それによってプレイヤーのパワーを増幅させ相手を打ち抜きやすいボールを打つことができるようになっています。
では早速ラケットを見ていきましょう。
ラケットのパッケージはこんな感じ。VICTASの化粧箱はシンプルでかっこいいですね。
今回はFLを購入しました。グリップはFLですと100×23なので手の小さい選手でも握りやすいグリップです。グリップ形状はどちらかといえば丸みを帯びたようなグリップですので手にフィットしやすいです。
今回購入したラケットの重量は88gでした。平均重量は89gですので丁度いい重さのラケットでした。
ラケットを横から見るとこんな感じです。
板厚は5.9㎜になっています。
ラケットで玉突きをしてみますと結構高い音がするので弾みは強いラケットかなと感じました。
ここからは実際に打ってみた感想をレビューしていきます。