今回はスティガから発売されていますマントラプロMをレビューしたいと思います。
マントラといえばマントラS、M、Hの3種類のラインナップがあるラバーですが今回紹介するのはマントラシリーズの上位互換であるマントラプロMをレビューします。
マントラといえば3種類のラインナップから選ぶことができて初中級者に人気のラバーというイメージがありますがマントラプロはプロというだけあって上級者向けのラバーになっているのか?詳しく紹介していきたいと思います。
ラバー情報
- マントラプロM
- テンション系裏ソフトラバー
- ラバー色:レッド、ブラック、ピンク
- ラバー厚:中厚、厚、特厚
- スポンジ硬度:47度
- 価格:定価5940円(税込)
スティガカタログより抜粋
47°のスポンジを搭載し、適度な弾きとコントロールのバランスが良いラバーです。
球離れの早さとコントロール性能のバランスがいいので、ブロックやスマッシュを正確に入れたい選手に適しています。
OCSテクノロジーにより、ラリー中でも安定した弾きの良さを提供します。
中国選手とのコラボレーションで開発されました。
ラバーの特徴としてはスポンジ硬度47度のラバーになっておりやや硬めのラバーになっています。マントラプロはM、H、XHの3種類がありますが今回紹介するMは最も硬度が柔らかいです。とはいえ47度ですので中級者でも比較的扱いやすく弾みとコントロールのバランスがいいラバーになっています。
OCSテクノロジーと書いてありますがOCSとはプラスチックボールに対応する為に開発された技術になっておりスポンジによる反発が強くなるシステムを採用しています。
ラバーの色は今回紹介するMのみピンクラバーがあります。現状HとXHは赤と黒のみの販売です。
価格は定価5940円。最近のラバーの中では比較的安いラバーに入るかと思います。
シート、スポンジ
まずはシートから見ていきます。シートは日本製テンションなのでそこまでテンションがかかっているわけではないです。見づらいですがラバーのモール部にMの表記がされていますのでラバーのシリーズは確認できるようになっています。
スポンジはこんな感じです。スポンジ硬度は47度と中級者クラスの選手に人気の硬度になっており触った感じはやや硬めかなといった感じです。
スポンジを拡大するとこんな感じです。
気泡はそこまで粗くなくドイツ製の気泡が粗いタイプというよりかはザ・日本製テンションのスポンジになっています。
ラバーを横から見ますとこんな感じです。
少し見づらいですが粒の高さはやや低めで粒間隔はやや広めのラバーになっています。粒が低いので弾みよりかは回転重視のラバーになっているのかなと思います。
シートとラバーを剥がして粒の間隔を確認しました。
こうやって見ますと粒間隔は詰まっている方ですね!
ラバー重量
今回はスポンジ厚特厚での測定になります。ラケットは157×150のラケットに貼り付けています。
カット前のラバーの重量は68gでした。
ラケットに貼り付け後のラバーの切れ端を測定致しました。20gでしたので68-20=48ですのでマントラプロMの重量は特厚で48gでした。
マントラプロHを測定した際47gでしたのでそれほど重量の差はなさそうです。いずれにしても日本製テンションラバーの中では少々重めの部類に入るかなと思います。
ここからは実際に打ってみた感想をレビューしたいと思います。