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バタフライ ディグニクス09Cを徹底レビュー!

2022年3月19日

打ってみた感想

弾みも回転量も文句なし!上級者向けのラバー



打ってみてまず感じたことは球突きではあまり弾みませんでしたが打ってみると全然そんなことなく普通のテンションラバーと変わらない弾みでした。


粘着テンションというと中途半端な性能で使いづらいといったラバーもありますがディグニクス09Cはそんなことを感じさせない性能の高さを感じました。


ドライブも軽く打っても強打しても思い通りのボールを打つことができますし打点を落としてもシートが強いので弧線を描いて打つことができました。ボールの伸びは本格的な粘着とまではいきませんが沈むようなボールを打つこともできました。


そして粘着ラバーのような重いボールも打つことができますしブロックする側が取りにくい暴れるようなボールも打つことができました。一般的な粘着テンションは回転量は多いけど綺麗なボールになってしまう傾向にありますのでその中でもディグニクス09Cは本格的な粘着ラバーに近い物を感じました。


対下回転のボールに対してもボールをグッと持つことができますのでしっかりインパクトできればボールが落ちるといったことはなかったです。


スピードだけでいえばディグニクス05などの方が速いですが回転量とスピードのバランスでいえばディグニクス09Cは両方文句なしの性能かなと感じました。

台上処理もやりやすい



ロングボールに対してはしっかり弾みますが台上処理の際は意外と弾まないのでコントロールしやすかったです。ここがディグニクス09Cのいいところでもあるかなと思います。


ただしチキータはしっかり食い込ませられないと中途半端なボールになってしまうので少々慣れが要るなと感じました。

カウンターもやりやすい



ブロック、カウンターもこれといって難なくやりやすかったです。粘着テンションということもありシートの引っ掛かりがいいので擦るような技術はやりやすいですね。

硬さと重量の重さがネック



唯一デメリットを上げるとすればラバーが硬く重量も重いのでしっかり振れる選手でないと使いづらいかなと思います。


仮に両面にトクアツを貼った場合ラバーだけで100gくらいになってしまうので両面に貼りたい選手はアツにするか軽いラケットをチョイスするといいでしょう。

フォアとバックどちらがおすすめ?



おすすめはフォアで使う方がおすすめです。バックでも使いやすい方ではありますが粘着テンションの性能を存分に引き出すならフォアの方がおすすめです。


インパクトやバックの感覚に自信がある選手はバックでも使いこなせると思います。

貼るならどんなラケットにおすすめ?



基本どんなラケットにも合うとは思いますが貼るならば特殊素材系のラケットがいいかと思います。


ですのでおすすめはアウターのALCやインナーのZLCなど弾みと球持ちのバランスがいいラケットがいいかと思います。


逆にカチカチのラケットなどは粘着テンションの良さが引き出されないのであまりおすすめはしないです。

まとめ

性能は文句なし、使いこなすのは難しいが強力なラバー



今回はディグニクス09Cを詳しくレビューしました。簡単にまとめますと

  • 弾みも回転量も文句なし、ただしスピードはディグ05よりは劣る
  • 台上処理は弾み過ぎずやりやすい
  • ブロック、カウンターはそつなくやりやすい
  • 重量の重さと硬度が硬いのがネック


完璧に使いこなすには難しいラバーではありますが慣れれば強力なボールを打つことができるラバーです。


用具に妥協したくない選手、回転もスピードも譲れないラバーを探している選手は参考にしてみてください。

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