今回はスティガから2024年2月発売のラバーDNAハイブリッドXHをレビューしたいと思います。
このラバーはDNAシリーズ最新作のラバーで価格がなんと9900円と強気の価格設定のラバーになっています。
突如発売されたラバーの為使用しているトップ選手もおらず謎に包まれている部分が多いラバーです。
今回はそんなDNAハイブリッドXHをレビューするのと同シリーズのDNAプラチナXHとが何が違うのか?打ってみて感じた事を紹介したいと思います。
ラバー情報
- DNA HYBRID XH
- ドイツ製テンションラバー
- ラバー色:赤、黒
- スポンジ厚:MAX
- スポンジ硬度:52.5度
- 価格:定価9900円(税込)
驚異的な回転と最高のスピードを求める選手に
非常に強いトップシートで回転系の技術がやりやすく、スピードとのバランスもミックスされていて、より威力が出る。ボールの弧線が出しやすく、コントロール性も良いラバー。テンション系ラバーのスピードに回転力、グリップ力+コントロール性能を最大限に兼ね備えた、まさにハイブリッドラバー。
エクストラハードスポンジは、驚異的な回転と最高スピードを求める選手のために開発されました。非常に強いトップシートにより、困難な状況でボールをより簡単に回転をかけることができます。
スティガHPより引用
ラバーの特徴としては驚異的な回転と最高のスピードを求める選手向けという事でトッププレーヤー向けのラバーとなっています。
今回紹介するXHはスポンジ硬度52.5度ということでかなりハードヒッター向けのラバーになっています。
トップ向けという事でスポンジ厚はMAXのみとなっています。
なんといっても価格が定価9900円と一昔前ならラバーが2枚買えてしまうほどの高級ラバーです。ディグニクスシリーズと価格差ほとんどありませんのでかなり強気な価格設定ですがそれだけスティガが力を入れて作ったラバーということかもしれません。
シート、スポンジ
まずはシートとスポンジからチェックしていきたいと思います。シートに関してはグリップ力のあるシートで触った感じはかなり引っ掛かりは良さそうです。
テンションも52.5度のラバーの割にはある程度ラバーが反っています。
スポンジは気泡の細かいスポンジになっておりドイツ製とラバーですが日本製っぽいスポンジになっています。
ラバーを横から見ますとこんな感じです。シートの粒はそこまで太くなく粒間隔はやや狭めといった感じです。
重量
今回はスポンジ厚2.2㎜での測定になります。まずカット前のラバーの重量が72gでした。
ラケットは157×150のラケットに貼り付けています。カット後に残った切れ端を測定しました所22gでしたのでDNAハイブリッドXHの重量は2.2㎜で50gという事になりました。
スポンジ硬度52.5度という事を考えれば妥当な重量のラバーかなと思います。
次ページからは実際に打ってみて感じた事をレビューしていきます。