打ってみた感想
グリップ力は◎威力も出しやすいけど使いやすいラバー!
今回は木材7枚合板に貼って打って見ました。
打ってみてまず感じたことはスポンジ硬度が50度ということもあり結構弾みます。打球感はやや硬めですがスポンジの気泡が大きく隔壁が強いので実際の硬度よりは柔らかく感じました。
「落としてたまるか」というだけあってシートのグリップ力も高いです。ボールの弾道はやや直線的ですが飛びすぎるといった感じはなく使いやすさも重視されていると感じました。
ナチュラルリッチシートによって薄く取っても厚く取っても安定してボールを打つことができますので少し振り遅れたりしても回転をかけて返すことができます。
巷ではテナジー05に似ているとも言われていますがボールをグッと掴む感じや十分な体勢で打てなくてもボールが入ってくれる感覚がありますのでそういった部分はかなりテナジーらしさがあると感じました。
カウンターやブロックはやりやすい
ハモンドZ2の特徴としてカウンターやブロックもやりやすいラバーだと感じました。硬いラバーだとカウンター時威力は出しやすいですが安定しなかったりと上級者クラスの選手でないと飛びすぎてしまうことがありますが、ハモンドZ2はボールをグッと持ってくれる感覚がいい為私のような中級者クラスの選手でも安定してカウンターを打つことができました。
台上処理、チキータ、サーブレシーブも問題なし
台上処理技術やサービスレシーブも一通りやってみましたが特にやりづらいと感じることはなかったです。若干ストップが弾みすぎるかなと思いましたが慣れれば問題ないレベルかなと思います。
グリップ力があるのでチキータや切るストップなどもやりやすいです。サービスはやや前に飛び出してしまう感じがありますが慣れれば問題ないレベルかなと感じました。
ボールは綺麗になりがち
ここまでいいとこずくしですがデメリットを上げるとするならばボールが綺麗になりがちですので回転量があっても取りやすいボールになってしまうことがありました。
ですので粘着ラバーみたいに少し汚いボールが打ちたいような選手にはあまりおすすめできないかなと感じました。
まとめ
今回はニッタクのハモンドZ2をレビューしました。
簡単にまとめますと
- 弾みもグリップ力も〇
- 打球感はやや硬めだが50度の硬さは感じない
- 台上処理やサービスレシーブも問題なし
- デメリットとしては球が綺麗になりすぎる
ニッタクが社運をかけて開発したラバーということだけあってかなり高性能なラバーになっていると感じました。
テナジーやディグニクスの代わりになるようなラバーを探している選手にはおすすめですので参考にしてみてください。