卓球のラケットには軽いラケットから重いラケットまで様々なラケットがあります。
皆さんの中で「ボールが軽いと言われる」「スイングは速いのにいいボールが打てない」
そんな悩みを抱えている方はいませんか?軽いラケットは使いやすいですが威力が出しにくいというデメリットもあります。
今回はそんな悩みを解決する為に重量の重いラケットを紹介したいと思います。
重いラケットの特徴
まず重いラケットというとどのくらいの重さが挙げられるかといいますと人によって変わりますが
- 93g以上のラケット
- 90gくらいでブレードの大きいラケット
例えば同じ90gのラケットでもブレードの大きさが157×150と158×152では当然大きい方がラバーを貼る面積も小さくなります。
ですので単に重量が重いラケットはもちろんブレードが大きいことによって総重量が重くなってしまうラケットもあるということです。
そして重いラケットのメリットとして
- 重量が重いので回転量の多い重いボールが出しやすい
- 相手の強打に押されにくく打ち負けない
- ブロックがしやすい
などが挙げられます。
デメリットとしては
- 切替しがやりにくい
- 台上処理などの操作性はイマイチ
- スイングが振り遅れる
- 筋力がないとケガなど故障に繋がる
など扱える筋力がないと故障にも繋がることもありますがその分メリットも大きいのが重いラケットの特徴です。
ここからは各メーカーから出ている重いラケットを紹介します。
ダイナスティカーボン
まず紹介するにはスティガから発売されているラケットダイナスティカーボン。中国代表のシュシン選手も使用しているラケットです。
5枚合板+アウターカーボンの入ったラケットで特殊素材の弾みを確保しつつ木材の打球感も重視したラケットになっています。
スティガ独自の技術テキストリームも搭載していますのでスイートスポットも広く繊細なプレーもやりやすいラケットです。
重量は平均95g±5g。かなり重めのラケットになっています。こちらのラケットは以前紹介していますのでそちらもチェックしてみて下さい。
馬龍カーボン3
こちらは中国の馬龍選手の名前を冠したラケット馬龍カーボン3。馬龍選手との共同開発で作られたラケットで5枚合板+外側にFEカーボンが入ったアウタータイプのラケットになっています。
ラケットの平均重量は88gですがブレードサイズが160×151と大きい為ラバーを貼った際の総重量も重くなります。
威力重視の豪快なプレーをしたい選手におすすめのラケットです。
剛力
ニッタクの人気ラケットである剛力も重量の重いラケットとして有名です。ブレードサイズも160×154と大きいですが平均重量も100gとかなり重いラケットです。
合板構成は7枚合板で異質の選手にも人気のラケットになっています。
硬質なラケットですがスマッシュなどの弾くプレーもやりやすく相手の強打にも打ち負けないラケットになっています。
剛力も以前紹介していますのでチェックしてみて下さい。
フォルティウスFT
ミズノからは7枚合板の人気ラケットフォルティウスFTを紹介します。王道7枚合板といった性能のラケットでパワフルなボールも打ちやすいですが台上処理などの繊細なプレーもやりやすいラケットです。
平均重量は92g、ブレードサイズは158×150と若干大きいくらいのラケットです。
上級者でも人気のラケットですので迷ったらおすすめのラケットです。
剛力男子
剛力男子は両面に裏ソフトを貼ることを想定して作られたラバーで同じ7枚合板ですが剛力よりも内側の板が厚く作られています。
ブレードサイズは160×155、平均重量は105gと数あるラケットの中でも最重量のラケットです。
先端重視の重心のラケットですので威力ある両ハンドを目指す選手におすすめのラケットです。
ガシアン・アブソルム
こちらはJUICが代理店であるコニヨールのラケットガシアン・アブソロムです。
元世界王者のガシアン選手の名前を冠したラケットで7枚合板のラケットになっています。
ブレードサイズは155×151とそれほど大きいわけではないですが平均重量は100gとかなり重いラケットです。
ガシアン選手の様な豪快なプレーをしたい選手におすすめのラケットです。
まとめ
今回は重量の重いラケットにスポットライトを当てて紹介しました。
重いラケットはデメリットばかりがイメージとして付きがちですが使いこなせれば軽いラケットよりもメリットがあり強力なラケットになります。
ハードルは少し高いですが是非今回の記事を参考に自分に合うラケットを探してみて下さい。