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粘着ラバーと粘着テンションの違いは?詳しく解説

2021年12月31日



近年卓球界ラバーのトレンドにもなっているラバーといえば粘着テンションラバー。各メーカーから様々な粘着テンションが発売されています。


粘着テンションというと普段テンション系を使っている選手でも扱えるラバーといったイメージがありキョウヒョウなどの本格粘着を使っている選手からはどういった違いがあるの?と疑問に思っている方も多いかと思います。


そこで今回は粘着ラバーと粘着テンションラバーの違いについて詳しく解説していきたいと思います。

粘着と粘着テンションの違い



2つの違いを簡潔に説明するならばテンションくらい飛ぶラバーが欲しいけどキョウヒョウみたいな回転量の多いボールが出しやすいのが粘着テンション飛ばすだけではなくて台上処理や回転量の幅で勝負していきたい選手には粘着ラバーです。


さらに簡単に説明しますとパワーに自信のある選手は粘着、使いやすさを重視するならば粘着テンションがおすすめです。


ここからは粘着ラバー、粘着テンションの良い点とイマイチな点を解説したいと思います。

粘着ラバーのいい点

しっかり打った時の回転性能は◎



粘着ラバー=回転がかかると思われがちですがこれはしっかり打った場合に限ります。


粘着ラバーは硬いのでラバーに食い込ませて回転をかけるのが難しく上級者やパワーに自信がある選手でないと強い回転量のボールを打ちにくいです。


その分しっかりかけた時はテンションラバー以上の回転量のボールを打つことができますので相手のミスを誘うことができます。

回転量だけでなく変化量も大きい



ただ回転量が多いだけなら最近のテンションラバーを引けを取りませんが粘着ラバーは回転の幅が大きいのも特徴です。


回転をかけたように見えてもナックル系のボールだったりテンションラバーにはあまりない沈むようなボールが打てたりと使いこなせればかなり強力なラバーです。

弾み過ぎないので台上がやりやすい



粘着ラバーは弾まないと思われがちですがしっかり打てば弾みますし弱いタッチならば弾みを抑えて打つこともできます。


弾み過ぎない分台上処理もやりやすく特にストップの精度はテンションラバーよりも高い質で打つことができるでしょう。

粘着ラバーのイマイチな点

ラバーが硬いので使いこなすのが難しい



前述した通りラバーが硬いこともあり回転をかけるのもボールを飛ばすのも難しいです。しっかりと打ち方を分かっていないと中途半端なボールになってしまいかえって相手にとって返しやすいボールになってしまいます。


また硬いのでバック面にもあまりおすすめはできません。中国選手ではバックに粘着を張っている選手もいますがバック面には上級者向けの組み合わせといえます。

弾みはテンションラバーに劣る



弾みの最大値でいえば高性能のテンションラバーには劣るかなと思います。粘着ラバーでもスピードあるボールを打つことができますがどうしても回転よりのボールになってしまいます。実際に中国選手はロビング打ちを反転してテンションラバーで打つ選手がいるくらいです。

重量が重いラバーが多い



粘着ラバーは硬いラバーが多い=重量も重めのラバーが多いです。


ですので自分の振りきれる重量を超えてしまう時もありますので自分が使いたいラバーの大体の重量はチェックしておくといいでしょう。

粘着テンションのいい点

テンションラバーを使っていた選手でも移行しやすい



普段テンション系を使っている選手がいきなりキョウヒョウなどの粘着ラバーをチャレンジするのは中々ハードルが高く使いずらくて挫折・・・そんなことも多々あります。


しかし粘着テンションは普段テンションラバーを使っていた選手でも使いやすいラバーで使い手を選ばないです。それで且つ本格的な粘着ラバーに近いボールを打つことができますのでテンションラバーからの移行にはぴったりな1枚です。


バック面でも比較的使いやすく初中級者でバック面に粘着テンションを使いたいと考えている選手にもおすすめです。

下がっても飛距離が出る



粘着ラバーは下がって打つと飛距離が出しづらかったですが粘着テンションは下がっても飛距離が出しやすいラバーです。


特にディグニクス09CやハイブリッドK1Jなど限りなくテンションに近いラバーは通常のテンションラバーと変わらないくらい弾むラバーになっています。

止めたい時は止まるので台上処理もやりやすい



粘着テンションは粘着ラバーのように球突きをすると弾まない、そんなラバーもたくさんあります。そういったラバーの場合は弱タッチでやる台上処理がやりやすく止めたい時は止めて強打したい時はしっかり打てるラバーになっています。

粘着テンションのイマイチな点

良くも悪くも中途半端な性能



いい点でもあり悪い点でもある点として中途半端な性能といったことが挙げられます。


性能自体は文句なしですが本格的な粘着ラバーに比べボールの軌道や回転量の幅といった面では本格粘着ラバーを使っていた選手には物足りないかなと感じました。


ですので粘着テンションラバーを使う考え方としては通常のテンションにちょっとだけ粘着をプラスして回転量に特化したラバーにしたと考えてもらうのがいいかなと感じます。

まとめ



今回は粘着ラバーと粘着テンションラバーの違いについて解説しました。


どちらが優れているとかおすすめとかはなくそれぞれに良さがあるので今回の記事を参考に粘着派なのか粘着テンション派なのかを決めてみてもいいかなと思います。