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ニッタク 抗菌ボールと従来ボールの違いは?詳しく解説

2022年6月4日



今回はニッタクが2022年2月に発売した3スタープレミアムクリーンについて解説していきたいと思います。


2020年7月頃からトレーニング球では抗菌仕様の「Jトップクリーントレ球」を発売していましたが今年になって試合球も抗菌仕様のボールを販売し始めました。


ただ発売するだけなら特に大きな問題はありませんが全てのボールを抗菌仕様のボールに切り替える為従来の3スターが試合で使えなくなってしまうという大きな問題が起こっています。


そこで今回は抗菌仕様のボールを打ってみた感想や従来品との違いについて詳しく解説していきたいと思います。

【はじめに】抗菌ボールとは?



前述したようにニッタクは昨今の事情からか2020年7月に抗菌・抗ウイルス仕様のボールを発売致しました。


ニッタクが採用した抗菌・抗ウイルスのシグナルナノ複合粒子コーティングによりクリーンな環境下で卓球を楽しんでもらう為に開発されたボールです。


ちなみに抗菌とは菌の増殖を抑制すること、抗ウイルスとはウイルスの不活化(感染力を失わせる)といった定義があるようです。


従来品と抗菌ボールの違い



では従来品のボールと抗菌ボールで何が変わったのかを簡単に比較しますと

従来品(Jトップ)抗菌ボール
価格(3スター、3個入り)1188円1188円
価格(トレ球、10ダース)13200円13200円



価格については差はありません。以前はトレ球は100ダース14520円でしたが13200円に値下げされています。


これだけでしたら特に問題はないのですが抗菌仕様になったことにより打球感、弾みに変化が出ています。


まず私が感じたことは従来品より抗菌仕様のボールの方が柔らかく感じます。ですので回転は今までよりかかりにくくなったなと感じました。イメージとしては


ニッタク従来品>抗菌ボール>VICTASボール


といったような打球感で従来品のボールよりは柔らかくVICTASのボールよりは少し硬いかなと感じました。

ネット上の声



従来品のボールから抗菌仕様のボールに変わったことによりネット上では

違和感がある

弾まない、回転量が減った

違和感はそれほどない

好きな打球感


など様々な声が上がっていました。やはり感じ方は人それぞれですが全体を通して打球感が変わった、回転量が落ちたなどの声が多かったです。


ネット上では抗菌ボールになったことにより用具を変えている方も見られましたのでユーザーにとっては大きな変化点になっている方もいるようです。

いつまで従来品のボールが使えるの?



さてそんな抗菌ボールですが従来品のボールは2024年6月30日まで使用できるとのことです。


また今回の廃盤に伴い40㎜ボールのオレンジボールも廃盤になってしまいます。(ラージは引き続き販売)


2024年まで少し時間があるとはいえ大量にボールをストックしている学校やクラブチームにおいてはかなりの痛手になってしまってます。

まとめ



今回はニッタクの抗菌ボールについて紹介しました。特に関東地方はニッタクのボールを使っている所が多いので多くの方が切り替えに悩んでいるかと思います。


これは卓球界全体にいえることですがメーカー間で のボールのバラつきをなくしてもらえればユーザーがボールに振り回されるといったこともなくなると思いますので業界全体でボール企画の統一に向けていってもらえればと個人的に強く感じます。

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