今回はヤサカの看板ラバーラクザシリーズを詳しくレビューしたいと思います。
2010年にラクザ7が発売してから現在まで計8種類がラクザシリーズとして販売されています。
今回はラクザの原点ラクザ7からラクザZまで紹介とどんな選手におすすめかを紹介したいと思います。
ラクザシリーズのバリエーション
ラクザシリーズはラクザ7、ラクザ7ソフト、ラクザ9、ラクザX、ラクザXソフト、ラクザZ、ラクザZエクストラハード、ラクザPO、ラクザXXの9種類がリリースされています。(今回は表ソフトのラクザPOは除いた7種類をレビューします。)
簡単に解説するならばスピン重視のラバーがラクザ7、ラクザXラクザZ、ラクザZエクストラハード、ラクザXX、スピードや使いやすさを重視したのがラクザ7ソフト、ラクザXソフト、ラクザ9となっています。
7 | 7ソフト | X | Xソフト | 9 | Z | Zハード | XX | |
硬度 | 45~50度 | 37~42度 | 45~50度 | 40~45度 | 40~45度 | 47~52度 | 52度~57度 | 47~52度 |
価格 | 6050円 | 6050円 | 6600円 | 6600円 | 6050円 | 6600円 | 6600円 | 7480円 |
簡単に各ラバーを比較してみました。7種類の中でスポンジ硬度が最も硬いのがラクザZエクストラハードです。その次にラクザXX→ラクザZ→ラクザX→ラクザ7と硬く、一番柔らかいのはラクザ7ソフトになっています。
ラクザ9はスポンジ硬度は40度~45度ですがシートが硬い為総硬度として49度くらいとかなり硬めのラバーになっています。
価格は最新作のラクザXXは7480円ですがその他ラバーは6000円台ですので比較的買いやすいラバーかなと思います。
フォア面に使うなら7、X、9、Z、Zエクストラハードの5種類
ラクザシリーズの中でもフォア面におすすめしたいラバーはラクザXX、ラクザ7、ラクザ9、ラクザX、ラクザZ、ラクザZエクストラハードの5種類です。
ラクザシリーズの中でも硬めの5種類であり強くインパクトできるフォア面に貼った方がいいです。特にラクザZ、ラクザZエクストラハードは粘着テンションということもあり、クセのあるボールを出すためにもフォア面の方がいいです。
粘着テンションは苦手な選手はラクザXX、ラクザXがおすすめです。ラクザXXの方が威力は出ますがその分パワーも必要になってきますのでインパクトにそこまで自信がない選手はラクザXがおすすめです。中級者クラスの選手ならばラクザXでも十分すぎるくらい威力あるボールを打つことができます。
インパクトの強い上級者クラスの選手ならばバック面でも使いこなせると思いますが、無難に使うならばフォア面がいいかと思います。
使いやすさ重視ならば7ソフト
スピードのあるボールやミート系のボールを多用する選手、使いやすいラバーがいい選手にはラクザ7ソフトがおすすめです。またブロックや台上処理など飛ばしたくない技術もやりやすいので細かい技術が苦手な選手にもおすすめです。
ラクザ7だと硬すぎて使いづらい選手やバック面で使いやすいラバーを探している選手にもおすすめのラバーです。
中間硬度ならXソフト
硬すぎず柔らかすぎずの硬度のラバーを使いたいならラクザXソフトがおすすめです。
ラクザXソフトはソフトといっても総硬度で46度くらいの硬さのラバーなのでそこまでソフトといった感じではなく他メーカーの中間硬度のラバーの立ち位置です。
イメージ的にはテナジー80やロゼナ、ファスタークC1などのラバーと同じ立ち位置なので回転とスピード、使いやすさのバランスを取りたい選手におすすめです。
まとめ
今回は簡単にですがラクザシリーズの比較と、それぞれのラバーがどんな選手におすすめかを紹介しました。
今回の記事のポイントをまとめますと
- フォア面に使うなら7、9、X、Z、Zエクストラハード
- バック面なら7ソフト
- 中間硬度がいいならXソフト、
ラクザシリーズはそれぞれのラバーに特徴がありオンリーワンな特徴のラバーが多いです。
今回の記事を参考に自分に合ったラクザシリーズを探してみて下さい。