打って見た感想
限りなくテンションに近いラバー!カウンターはとてもやりやすいラバー
打ってみて感じたことはカウンタースピンということだけあって回転をかける技術全般がやりやすいと感じました。中でもカウンタードライブがとてもやりやすく相手の回転に打ち負けないのはもちろん、食い込ませても擦っても安定してボールが入ってくれました。
ただシートの引っ掛かりが強い分スイングは前に振っていかないとオーバーミスが多くなってしまいますので注意が必要です。
ラバーの弾みとしては粘着テンションの中では弾みが強く普段テンション系しか使っていない選手でも違和感なく使えるレベルです。粘着の様な使いづらさはないけど粘着の様な回転量の多いボールを打つことができるラバーです。
ラバーのグリップ力が強いのでドライブは薄く捉えても厚く捉えても入りますがどちらかといえば厚く捉えた方がいいボールが入ってくれました。
ほどよい弾みで台上処理もやりやすい
弾んでくれる時はしっかり弾んでくれますがストップやツッツキなどの台上処理の時はコントロールしやすかったです。チキータもやりやすく台上処理に関してやりづらい点はありませんでした。
R48と比べると打球感はやや硬め
ラザンターシリーズでも同じ硬度であるラザンターR48と比べますと打球感はやや硬く感じます。2つを簡単に比較しますと
- 弾み:R48>C48
- 回転量:R48<C48
- 打球感(硬さ):R48<C48
同じ硬度ですがラザンターC48の方が回転性能に特化しておりスピードより回転量で勝負したい選手にはラザンターC48の方がおすすめできます。
シートが高性能な分コントロールは必要
シートが高性能で敏感な分ボールタッチはある程度大事になってくると感じました。ループドライブに対するブロックなど回転量のあるボールを抑えようとした時が難しく自分の回転でかけ返すときはいいですが、ただ当てるだけだと相手の回転の影響も受けやすいので注意が必要です。
まとめ
どんな選手におすすめ?
今回はアンドロのラザンターC48をレビューしました。まとめますとカウンター性能に特化したラバーで回転量の多いドライブや相手の回転量に負けないボールを打つことができるラバーでした。
ですのでおすすめする選手としましては
- スピードよりも回転量重視のプレーをしたい選手
- カウンター主体のプレーをする選手
回転量重視のラバーということで早い打点で打ちあう現代卓球にマッチしたラバーになっていると思います。気になる方は参考にしてみてください。