今回は1回の練習時間はどのくらい練習しているのか?について書いていきたいと思います。
学生さんから社会人の方まで練習時間、練習頻度はバラバラだと思います。今回は一般的にどのくらいの練習時間が多いのかについてアンケートを取りましたので紹介したいと思います。
以前週に何回するのか?については書いていますのでそちらもご覧になってみて下さい。
アンケート結果
1~2時間 | 35% |
2~4時間 | 58% |
4時間以上 | 3% |
1時間未満 | 4% |
今回は31人の方にアンケートに答えていただきました。
アンケートの結果としては2時間~4時間の方が一番多かったです。
次いで1時間~2時間という方が多く4時間以上、1時未満という方は少数という結果になりました。
学生の方でも平日は2~3時間、社会人の方は仕事終わりに練習したとして1~2時間ぐらいの選手が多いのかなと思います。
その一方で強豪校の選手は平日でも4時間程度、休日は1日練習などかなり練習時間が多いです。
当然練習時間が多い方が強くなりやすいですが試合に勝てるかといったらそうとも限りません。
そこで今回は練習時間の長い強豪校の選手に勝つためにはどうすればよいのか?紹介していきたいと思います。
少ない練習時間で勝つには
量より質
量より質。これに限ります。「そんなこと分かってるよ!」という方もいるかと思います。
練習の質は例えばミスをしないで続ける意識を持つ、フットワークはフルスイングしないで6割~7割くらいの力で打ってあげて足を動かすことを意識するなど考え方一つで練習やプレーは変えることができます。
一緒に練習するパートナーのミスが多い、練習環境が整っていないという選手もいるでしょう。私もそのような環境の時がありました。
そんな環境でも例えば練習が続くようにコースを意識して返してあげる、自分で狙ったコースに打てるようにする、多球練習の時間を多くとる、サーブ練習に重点を置くなど環境が悪いからと言って環境のせいにしてはいけません。
たしかに卓球は対人スポーツなので環境はかなり大事です。しかし環境のせいばかりにして努力することを諦めてしまってはそこで終わりです。
どうすれば上手になるのか?少ない練習時間で強豪校の選手に勝つにはどんな卓球をすればいいのか?を考えるようにしましょう。
ラリーに持ち込ませない
技術的なアドバイスをするならば極力ラリーには持ちこまない方がいいでしょう。
もちろん対戦相手によって戦術は変わりますのでこの限りではありませんが、強豪校の選手は練習時間が多い=ラリーの展開に慣れている、ラリーに強い選手が多いです。
ですのでロング戦に持ち込むよりはサーブレシーブ、ブロック、台上処理で崩す意識を持ちましょう。
サーブは切った切らない、上下が分かりにくいようなサーブが出せればいいと思います。相手にレシーブの的を絞らせない、これが大事です。サーブで取った1点も長いラリーを制して取った1点も同じ1点ですのでなるべく楽して点が取れるような展開を考えましょう。
レシーブは大前提としてミスしないことが大事です。
強豪校の選手はサーブが上手い選手も多いので回転が分からないこともあるでしょう。浮いてもいいのでツッツキで切っていく、レシーブは入れて4球目に備えるといったような展開にしましょう。
レシーブは入れれば次があるのでミスをしないといった心構えをしましょう。
最後にブロックで展開を作れるようにしましょう。
強豪校の選手の回転量のあるドライブをブロックするのは中々難しいですが打っても相手に分があるだけなのでブロックでチャンスメイクをするようにしましょう。
ただブロックするだけでなく伸ばす、止める、カウンターと使い分けられればそれだけで武器になります。
まとめ
今回は1回の練習時間の平均、強豪校の選手に勝つにはどうすればいいのかについて書きました。
最近ではインターハイなどで県立高校が上位に入ることも増えてきています。
練習時間が少なくて悩んでいる選手も考え方や練習の取り組み方で強豪校の選手に勝つことも可能ですので今回紹介した内容を参考にしてみて下さい。