今回は試合で緊張しにくくなるコツを紹介したいと思います。
卓球だけに限らず試合になると、誰でも多かれ少なかれ緊張するかと思います。
しかしあまりの緊張で練習してきたことや自分の戦術まで頭から消えてしまっては元も子もありません。
そこで今回はそういった事にならないように試合の直前の準備や試合になってからの心構えについて紹介したいと思います。
試合で緊張しない選手はいない
まず最初に分かっておいて欲しいのは試合で緊張しない選手なんていません。
あの水谷隼選手でさえ「試合で緊張しないコツがあったら教えて欲しいですよ」というくらい試合は誰しもが緊張するものです。
ですので試合で全く緊張しなくなるコツというよりかは緊張をほぐしやすくするコツを紹介します。
試合前日は睡眠をしっかりとる
試合の前日は緊張して眠れないという人もいるでしょう。眠った方がいいのは間違いないですが眠れない方は目を瞑るだけでもいいです。
どうしても試合の前日は緊張して頭の中で考えてしまいます。人は脳や体を一生懸命使っていると眠くならないので結果寝付きにくくなります。
そんな時おすすめしたいのが「認知シャッフル睡眠法」という方法です。
認知シャッフル睡眠法とはまず簡単なアルファベットを思い浮かべます。例えばbを思い浮かべたとしましょう。
bを思い浮かべたらbから思い浮かぶ単語を頭の中で重い浮かべます。(bus,beatなど)
bから始まる言葉が思い浮かばなくなったら次は「c」から始まる言葉をイメージします。cから始まる単語も思いつかなくなったらdから始まる単語と・・・こうしている内に眠りについてしまうという睡眠法です。
これはアルファベットでなく日本語でやっても構いません。
私も一時期試合前日眠りにつけなくなることがありましたが認知シャッフル睡眠法を知ってから早く眠りにつくことができる様になりました。
試合当日はしっかり朝ごはんは食べよう
試合当日の朝ですがしっかり朝ごはんは食べる様にしましょう。普段朝ご飯を食べない様な人でも試合当日はしっかり朝食をとった方がいいです。
なぜならば朝食を取らないと「糖」が不足します。糖が不足すると脳に栄養が回らずぼーっとしてしまい集中することができなくなってしまいます。
この際の朝食ですがあまり消化の悪い食べ物は食べない方がいいです。おにぎりやパン、バナナなどエネルギーになる食べ物ががおすすめです。
ですので試合当日はしっかり朝ごはんを食べて集中して試合に取り組めるようにしましょう。
試合当日は体を温めよう
試合当日の日ですが当日の朝、又は試合開始1時間前くらいにはストレッチやランニングをするといいでしょう。
おすすめは軽いランニングがおすすめです。筋肉がほぐれますし、体も温まるので緊張感をほぐして試合に入ることができます。
特に冬場の体育館は寒いので十分に体を温めて試合に入ならいとケガのもとにもなりますので準備体操は入念にやるようにしましょう。
音楽を聴いてリラックス
これは様々なスポーツ選手が取り入れていますが試合前に好きな音楽を聴いてリラックスするものも良いでしょう。
自分の好きなアーティストの曲を聞けば頑張ろう!という気持ちになれますのでメンタルコントロールには非常に効果的な方法です。
動画を見てプレーのおさらいをしておく
どうしても試合になると頭が空っぽになってしまうという方は試合直前まで自分のプレーの動画を見て、自分がどんなプレーで点を取りに行きたいのか、どんなミスを減らすようにしていかなければならないのかをおさらいしておきましょう。動画でなくとも卓球ノートを振り返って戦術を再確認しておくのもいいでしょう。
まとめ
今回は試合で緊張しにくくなるコツを紹介しました。
簡単にまとめますと
- 試合前日はしっかり睡眠をとる
- 試合当日はストレッチを入念に
- 朝ごはんはしっかり食べよう
- 音楽を聴いてリラックス
- 自分の試合動画(又は卓球ノート)を見てプレーをおさらいしておく
練習通り100%の力を出すことは中々難しいですが、今回紹介した方法を参考に少しでも自分の力を出し切れるようにしてみて下さい。