打ってみた感想
球持ちは数あるラバーの中でもトップクラス!
打ってみて感じたことはかなりボールが上がってくれるラバーだと感じました。ボールをグッと持ってくれる感じやボールが上に上がってくれる感覚は数あるラバーの中でもトップクラスの性能だと思います。
ドライブを打っていてもボールが落ちるといったことがほとんどなく安定してボールを打つことができますし硬いラバーで威力も出しやすいので回転量もボールも文句なしの性能です。
打球感としてはやや硬めですがシートが薄めで食い込みもいいので普段47度~50度くらいのラバーを使っている選手でも使いやすいと思います。
対下回転に対してもグッとボールを掴んでくれて威力も出しやすいのでロングボールで不満点は特にないラバーでした。
カウンターがやりやすい
DNAプラチナXHの特徴としてはカウンターがとてもやりやすいラバーでした。シートの引っ掛かりが良いこともありながら相手のボールに負けないのでとりあえず前に振れば入るような感覚がありロングボール同様カウンターも文句なしのラバーです。
擦っても入りますし食い込ませてもいいボールが打てます。
少々上に上がりすぎることもある
ここまでべた褒めのラバーですが個人的には引っかかりすぎることもあるかなとは感じました。
収めたいのにボールが上に上がりすぎてオーバーミスしてしまうこともありましたのでスピード重視で打ちたい時や安定して台に収めたい時などに飛びすぎてしまうことがありました。
後はシートが敏感な分繊細なタッチが求められるかなと思います。引っ掛かりが良い分相手の回転の影響も受けやすいので回転量を見極めてボールを打つことが大事になってくるかと思います。
重量が重い
ラバーの厚さがMAXしかない、重量は約53gとかなり重めの部類のラバーに入るのでラケットの総重量に注意が必要です。
ラバーの厚さで重量を調整できないところがネックですね・・・
フォアとバックどっち向け?
おすすめは圧倒的にフォア面がおすすめです。ロングボールの打ちやすさ、カウンターのやりやすさなどバックで使うよりフォアで使った方がラバーの良さが十分に引き出されるかなと思います。
インパクトに自信がある選手ならばバック面でもありですが基本的にはフォア面での使用がおすすめです。
まとめ
今回はスティガのDNAプラチナXHをレビューしました。
まとめますと
- 球持ち、引っ掛かりはドイツラバーの中ではトップクラス
- ロングボール、カウンター性能は文句なしの性能
- 少々ボールが上がりすぎるところがある、シートは繊細
- 重量は重め
個人的にはスティガ最高傑作にふさわしいラバーだと思います。価格は高いですがその分だけの性能はあるラバーですので気になる方は参考にしてみてください。