ラケット

スティガ エバンホルツNCTⅤをレビュー!

2020年7月11日



今回は粘着ラバーユーザーの中で人気のラケットエバンホルツNCTⅤをレビューしたいと思います。


スティガのラケットは国内外問わず木材ラケットの人気が高いですが、その中でもエバンホルツは高級木材のラケットとして人気のラケットになっています。


今回は打ってみた感想やラケットの特徴を詳しく解説したいと思います。

商品概要



エバンホルツNCTⅤ

・合板構成:木材5枚合板

・グリップ:FL、ST、CP(中国式)、PAC(細いペン)

・価格:25300円

・ブレードサイズ:(シェーク)155×149㎜
         (ペン)159×150㎜

・板厚:5.9㎜

・平均重量:90g±5g

ラケットの特徴としては上板に黒檀を使用し硬さを出しつつも、木材特有の打球感も残しているラケットになっています。


5枚合板の中では打球感は硬めになっておりイメージとしては5枚と7枚の中間位の弾みだと思っていただければいいです。


ブレードサイズはシェークで155×149とレギュラーサイズのブレード(157×150)に比べると少し小さいかなといった感じです。


ラケットの重量は平均90gと重めです。ですがブレードがやや小さいということもありラバーを貼った時の総重量はそこまで重くなりにくいです。

打ってみた感想



今回はキョウヒョウネオ3、テナジー05を貼って打ってみました。


まず軽打をした弾みですが5枚の中だったらかなり弾むほうだと思います。音も硬めの音がして7枚合板といわれても分からないくらい弾みます。


ですので打球感は結構硬めです。ですが硬いながらも5枚合板らしくしなりがあるラケットです。


ですのでしなりを重視したい粘着ラバーユーザーの選手でも使えるラケットだと思います。


スティガの中のラケットの立ち位置で表すならばオールラウンドエボリューションとクリッパーウッドの中間のような位置のラケットだと思います。


インフィニティVPSよりかは弾みはないように感じますがしなりはエバンホルツの方が上に感じました。


5枚合板らしく台上処理もやりやすく、特にストップなどを多用する選手は非常にレシーブがやりやすいと思います。


台から下がってもプレーはできますが特殊素材の様に弾むわけではないので打ち抜くというよりはラリーで粘るような感じでした。

価格が高い



エバンホルツの欠点として価格の高さが挙げられます。定価25300円と木材ラケットの中で超高級ラケットです。


ですが高いだけの性能はありますので仕方ないかなと思います。

まとめ

5枚合板の中では最高峰の性能



今回はスティガのエバンホルツNCTⅤをレビューしました。まとめますと性能は5枚合板でも最高峰、ラケットデザインも良く様々な選手におすすめできるラケットです。


粘着ラバーユーザーの方はもちろん、テンション系のラバーを使用している選手でも使いやすいラケットですので参考にしてみて下さい。



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