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テナジー25FXってどんなラバー?詳しくレビュー

2020年9月8日


今回はバタフライから出ているテナジー25FXをレビューしたいと思います。


テナジー25といえばテナジーシリーズの中でも使用している選手が少なくそのFXシリーズのラバーである25FXは更に使用者が少ないイメージのあるラバーです。


しかし使用者が少ないといえどテナジーシリーズなのでいいラバーなのでは?今回はそんなテナジーシリーズの中でもマイナーラバーのテナジー25FXをレビューしたいと思います。

ラバー紹介

  • テナジー25FX
  • ドイツ系テンションラバー
  • スポンジ厚:中、厚、特厚
  • スポンジ硬度:32度
  • 価格:オープンプライス



前陣攻守と安定性の『テナジー』

テナジー シリーズの高性能をそのままに、さらなるコントロール性能と安定性を追求したのがテナジーFX シリーズです。“開発コードNo.25”のツブ形状のシートに、「スプリング スポンジ」を軟らかく軽量化して組み合わせた『テナジー25FX』は、台上プレーやカウンタープレーにおける回転性能や攻撃力に安定性が加味され、使いやすさがアップしました。

バタフライHPより引用



ラバーの特徴としてはテナジー25のシートはそのままスポンジ硬度を柔らかくして使いやすくしたラバーになっています。


テナジー25といえばカウンタープレーや前陣でのプレーがやりやすいラバーです。特にミート系の打法がやりやすいということもあり前陣の早いピッチで試合する選手には人気のラバーです。


しかし重量が重いというのが欠点であるのと他のテナジーシリーズの比べ飛距離が出ないこともあり使用者が少なくマイナーなラバーというイメージが付いてしまいました。


そんな悩みを解決する為に発売されたのがテナジー25FX。


FXなので重量も軽くなり食い込みも良くなった為少し飛距離を出しやすくなりました。


テナジー25FXの重量は特厚で約45gとテナジー25が50グラムオーバーなのに対して約5g程軽くなっています。


ですので重すぎてテナジー25を使えなかった選手でも使いやすくなっています。

打ってみた感想

安定感は抜群!ただ25の様なクセのあるボールは出しづらい



打ってみた感想としてはテナジー25同様前陣でのカウンタープレーやスマッシュなど下がらないでやるプレーはとてもやりやすかったです。


擦っても良し弾いても良しといった感じで打球感だけでいうならばスピードを抑えてテナジー05に回転量をプラスしたようなラバーかなと感じました。


ただテナジー25程ずっしりとした回転量の多いボールや粘着ラバーっぽいクセのあるボールは出しづらくなっており、使いやすくなっている分素直なボールになってしまう様に感じました。

食い込みは良くなっているが飛距離は出ない



ここまで紹介してきた中ではそれといって穴のあるラバーの様には感じませんがやはり下がった時に飛距離が出ないというところがあります。


ブロックやカウンターは弾まない方がやりやすいですが中陣で下がってプレーする時は物足りないかなと感じました。


やはりその弾まないといった部分がトップ選手を始めあまり使われていない理由なのかなと感じました。

フォアとバック使うなら?



中級者クラスの女子選手ならばフォア面でもありですが、高校生~大学生クラスの選手ならば使うならばバック面がおすすめです。ブロックやカウンター台上処理など試合の中で使う頻度の多い技術がやりやすいこともありフォアよりバック面の方が使いやすいと思います。


またテナジー05だと少し弾みすぎる、スピードは出るけど扱いづらいといった選手にもテナジー25FXはおすすめできるラバーです。

まとめ



今回はバタフライのテナジー25FXをレビューしました。


まとめますと

  • テナジー25をベースに使いやすくなったラバー
  • 重量が5g以上軽くなっている
  • 前陣でのスマッシュやカウンタープレーがやりやすい
  • ただし25の様な重いボールやクセのあるボールは出しづらい
  • 台から下がると飛距離が物足りないのでイマイチ



価格が他のテナジーシリーズと同じ価格なので高価格帯のラバーではありますが他のラバーにはあまりない特徴を持ったラバーになっています。
気になる方は参考にしてみて下さい。

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