今回はバタフライのテナジー80をレビューしたいと思います。
テナジー80といえば過去には水谷隼選手も使用していたラバーで言わずと知れた大人気ラバーです。
ですが近年はディグニクスの登場もあり意外とトップ選手の使用率が低くなっておりどんなラバーなのか分からない方も多いかと思います。
そこで今回は今更にはなりますがテナジー80を詳しくレビューしたいと思います。
過去にテナジー80とテナジー05の違いについての記事を上げていますので合わせてそちらもチェックしてみて下さい。
ラバー情報
- テナジー80
- 発売日:2013年1月
- ハイテンション裏ラバー
- スポンジ硬度:36度(ドイツ基準)
- 価格:オープンプライス
バタフライHPより引用
回転性能とスピード性能のバランスに優れた『テナジー』
テナジー シリーズの中でも特に回転性能とスピード性能を高い次元で兼ね備えたのが『テナジー80』です。「回転性能とスピード性能のバランスが優れている」と評価された“開発コードNo.180”のツブ形状を採用。ドライブ、スマッシュ、カウンターなどスタイルを選ばないオールラウンドなプレーを可能にしました。
ラバーの特徴としては回転に特化した「05」スピードに特化した「64」などとは違い回転性能とスピードのバランスを取ったラバーになっています。
ですので何かに特化したラバーというよりかは何でもそつなくやりやすい万能ラバーといった感じになっており扱いやすいラバーになっています。
スポンジの硬度は他のテナジーシリーズ同様36度、価格もオープンプライスになっていますのでシート形状以外は他のテナジーシリーズと差はないといった感じです。
シート、スポンジ
ここからは実際にラバーを詳しく見ていきたいと思います。まずはシートから。
シートは他のテナジーシリーズ同様ザ・テンションといった感じのシートです。
スポンジも同様に気泡の詰まったラバーです。ラバーを横から見ますとこんな感じです。
分かりづらいと思いますのでテナジー05とのシートの粒の違いはこんな感じです。
シートの粒の高さは1.7㎜と一緒ですが粒の間隔が80の方が広いです。一般的に粒の間隔が詰まっている方が回転がかかるので05の方が回転重視のラバーといえます。
ラバー重量
テナジーシリーズはラバーの重量が重くなりすぎないのが特徴の1つでもありますがテナジー80はどうでしょうか。
今回は特厚での測定になります。カット前接着剤を塗った状態でのラバーの重量が69gでした。
157×150のブレードに貼り付け後の残ったラバーの切れ端の重量が23gでした。
69-23=46ということになります。ですのでテナジー80の重量は特厚で46gとテナジー05と同等位の重さのラバーでした。
ここからは実際に打ってみて感じた事をレビューしていきます。