打ってみた感想
穴のないバランス重視のラバー!フォアでもバックでも◎
打ってみた感想としてはテナジーシリーズの中でもトップクラスの使いやすさで何でもそつなくできるバランス力に優れたラバーだと感じました。
トップ選手はともかく私たち中級者クラスの選手ですと回転をかけるだけでなく止めたり弾いたりとする技術も多く使用します。
テナジー80は回転のかけやすさもありながら弾いたり止めたりといった試合では大事になってくる技術がやりやすいラバーであると感じました。
ドライブは一発の威力やクセのあるボールといったボールは出しづらいですがテナジー特有のボールを持ってくれる感覚が安定したボールを打つことができます。スプリングスポンジの良さもあり下回転に対してもしっかりドライブをかけることができますし何より
もちろん台上処理やレシーブもやりやすくそこは他のテナジーと同様の使いやすさでした。
フォアハンドでもバックハンドでも使いやすいので腕力に自信がないのであればフォア、回転をかけたりミートも使いたい選手にはバックでの使用がおすすめです。
弱タッチでも入ってくれる、ループ系も〇
テナジー80はしっかり振れなかった時でもそれなりにボールが入ってくれる感じがあり中級者クラスの選手にはピッタリのラバーだと感じました。
試合だとどうしても振り切れない場面はあるのでそういった時の安定感はテナジー05より80の方が勝っていると思います。
チョリドラやループ系の技術はMAXの回転量こそテナジー05などには劣りますがテナジー05より収まりがいいので安定して打つことができます。
どちらかといえば前陣向けの選手のラバー
デメリットというわけではないですが飛距離はテナジー05などに比べ劣ります。弾まない訳ではないですが普段硬いラバーを使っている選手からすると少し物足りないかなといった感じがするかなと思います。
ですので安定こそはしますが一発で打ち抜くといったようなプレーをする選手や台から下がってプレーをする選手にはあまりはまらないラバーかもしれません。
まとめ
個人的にはバックでの使用がおすすめ。バランス力はナンバー1
今回はバタフライのテナジー80をレビューしました。今回紹介した内容を簡単にまとめますと
- 回転とスピードのバランスの取れたラバー
- 重量は特厚で46gと軽めのラバー
- 派手さはないが穴のない優等生ラバー
- ミートもドライブも打ちたい選手にもおすすめ
- 飛距離がそこまで出るわけではないので割と前陣向けのラバー
フォアに貼ってもいいラバーですが個人的にはバック面での使用が非常におすすめです。特にドライブマンとして王道系のプレースタイルを目指している選手にはピッタリのラバーだと思います。
価格は高いですが高性能ラバーですので気になる方は参考にしてみて下さい。