テンションラバーといえばドイツ製テンションが多く発売されていますが最近は日本製のテンションラバーも増えつつあります。
しかし同じテンション系ならばドイツ製も日本製も変わらないのでは?と思う方も多いかと思います。
そこで今回は日本製テンションとドイツ製テンションの違いとそれぞれのおすすめラバーを紹介したいと思います。
ドイツ製と日本製の違い
結論からいいますと同じテンションラバーでもドイツ製テンションは回転+スピード、日本製は球持ち+回転といった特徴があります。
ラバーの硬度などで変わってきますが大体のラバーにこういった特徴があります。
さらに簡単に性能を比較しますと
- 硬さ ドイツ製>日本製
- 回転 ドイツ製>日本製
- 弾み ドイツ製=日本製
- スピード ドイツ製>日本製
- 球持ち ドイツ製<日本製
こう見るとドイツ製の方が性能がいいのでは?と思ってしまいますが日本製の方が球持ちが良く使いやすさといった面では日本製の方が優れています。
逆に使いやすさより回転量の多いボールを打ちたい選手はドイツ製の方がおすすめできます。
ここからはドイツ製、日本製のおすすめラバーを紹介したいと思います。
ドイツ製テンションのおすすめラバー
ファスタークG1
最初に紹介しますのはドイツ製テンションとして使用者が多いファスタークG1です。
ニッタクの看板ラバーでもあり特徴としてはグリップ力の強いシートと硬く詰まったスポンジの組み合わせのラバーで相手のボールの威力に負けることなくパワフルなボールを打つことができるラバーです。
引っ掛かりの強いラバーでドライブはもちろんチキータやサービスなど回転を強くかけたい技術はとてもやりやすいラバーです。
エボリューションMX-D
エボリューションMX-Dはエボリューションシリーズの中で最も硬い51.5度のスポンジを採用したラバーでティバー契約選手も数多く使用しているラバーです。
51.5度ということでかなり硬いラバーに入りますがシートが柔らかめな為食い込ませやすくなっており硬すぎるラバーが苦手な選手でも使えるラバーです。
使いやすさがありながらも一発の威力も出しやすいラバーですのでザ・ドイツ製ラバーの性能を求めている選手にはおすすめのラバーになっています。
ラクザXソフト
ラクザXソフトはヤサカの人気ラバーラクザXのシートはそのままスポンジを柔らかくしたラバーです。
ソフトという名前ですがそこまで柔らかめのラバーといったわけでもなく初中級者クラスの選手ならばフォア面でも使えるラバーです。
硬すぎず柔らかすぎず使い手を選ばない性能のラバーですので初心者から上級者までおすすめのラバーです。
日本製テンションのおすすめラバー
テナジー05
スピン系テンションラバーとしてトップクラスの性能と圧倒的な人気を誇るラバーテナジー05。
球持ちが良く使いやすいラバーなのに回転量の多いボールが簡単に出せるラバーです。
ドライブ以外にもサービスや台上処理、チキータなどもやりやすく前陣でも下がっても威力あるボールを打つことができる穴のないラバーになっています。
Qクオリティ
ミズノから発売されたQクオリティはQシリーズ最高傑作のラバーとして軽量化・高威力・高耐久をポイントにして発売されたラバーです。
引っ掛かりが良く食い込みもいい為回転をかけやすく安定したボールを打つことができます。
安定感がありながらも強打時は威力あるボールを打つことができますのでフォアでもバックでもどちらでも使いやすいラバーです。
マントラM
日本製テンションラバーで最後に紹介しますのでスティガのマントラです。
マントラは3種類のスポンジ硬度があり今回紹介するマントラMはその中でも中間の硬さの48度のスポンジを採用したラバーになっています。打球感はやや硬めですがそれほど使いづらいわけではなく弾みと回転のバランスが丁度いいラバーになっています。
日本製らしく何でもやりやすいラバーといった感じの性能で注目すべきはコスパの良さ。定価4620円と5000円を切っているので比較的低価格帯のラバーになっています。
まとめ
今回は日本製テンションとドイツ製テンションの違い、それぞれのおすすめラバーを紹介しました。
簡単にまとめますと
- スピード、回転量重視ならばドイツ製テンション
- 回転量+安定感ならば日本製テンション
- 日本製の方が使いやすいラバーは多い
どちらが良いとか悪いとかはなく自分のプレースタイルに合ったラバー選びが重要になってきますのでそれぞれの特徴を理解したうえでラバーを選ぶといいかと思います。